哲学読本大全作成プロジェクト(321文書)

                                       令和3年2月1日
 ○○大学 ○○学部○○学科
   ○○○○(教授、准教授、助教)殿

                                     ○○○○(私の氏名)

「哲学読本大全(全百巻)」の作成について(依頼) →→→東京都内の大学の哲学科等に所属する先生の内、倫理学担当の先生方(19大学、19哲学科等、33名の先生方)に送付しています
 

拝啓
 時下、ますますご清祥のことと、お慶び申し上げます。

 さて、私は、令和2年10月20日付で、「『哲学読本大全(全百巻)』の作成について(協力依頼)」と言う書簡を、先生宛に、送付させて頂いた者です。

 この書簡、「『哲学読本大全(全百巻)』の作成について(協力依頼)」につきましては、東京都内に大学の本部が有り、哲学科、哲学専攻、哲学専修、哲学コース、哲学分野、哲学教室等(以下「哲学科等」と言う事にします)を有する、19大学、29哲学科等の全ての先生方(190名の先生方)に、送付させて頂いていますが、今の所、何の反応も有りません。
 それは、無理も無いと思います。
 何故なら、この書簡においては、それぞれの先生方が、それぞれの先生方と、御協議の上、「哲学読本大全(全百巻)」を作成して下さいと、お願いしているだけだからです。
「哲学読本大全(全百巻)」の有用性は、理解して下さったとしても、「哲学読本大全(全百巻)」の作成を、自分自身が中心に成って、進めようと言う先生は、多分、出て来ないと思われるからです。

 それで、実は、「『哲学読本大全(全百巻)』の作成について(協力依頼)」を送付した、同じ令和2年10月20日付で、東京大学文学部人文学科倫理学専修課程に属する全ての先生方(4名の先生方)と、慶応義塾大学人文社会学科倫理学専修の全ての先生方(6名の先生方)に、「『哲学読本大全(全百巻)』の作成について(依頼)」と言う書簡を、別途、送付して、東京大学倫理学専修課程の先生と、慶応義塾大学倫理学専攻の先生の間で御協議して頂き、いずれかの専修課程(専攻)が中心に成って、「哲学読本大全(全百巻)」の作成を進めて下さいとお願いしているのですが、 これらの先生方からも、何の反応も有りません。
 それもまた、無理も無い事だと思います。
 何故なら、何も体制も整っていない所から、「哲学読本大全(全百巻)」の作成の為に、19大学、29哲学科等、190人の先生方を纏めようとは思わないからです。

 と言う事で、今回、「哲学読本大全(全百巻)」の作成の為の、次の段階へと進む事としました。
 それが、今回のこの書簡「『哲学読本大全(全百巻)』の作成について(依頼)」の送付と言う事に成ります。

 今回のこの書簡につきましては、19大学、29哲学科等、190名の全ての先生方には、送付していません。
 今回のこの書簡につきましては、19大学、29哲学科等、190名の先生方の内、それぞれの大学で、倫理学を担当している、19大学、19哲学科等、33名の先生方に送付しています。

 その内訳は、慶應義塾大学が6名、東京大学が4名、東京学芸大学と日本大学が3名、早稲田大学と東京都立大学が2名、その他の13大学がそれぞれ1名ずつの、合計33名と成っています。

 それぞれの先生方については、各大学のホームページで、倫理学担当と記載の有る先生方を、選定させて頂いています。
 なお、慶應義塾大学と東京大学については、慶應義塾大学倫理学専攻及び東京大学倫理学専修課程に所属する全ての先生を、倫理学担当の先生として選定し、それ以外の哲学科等に所属する先生については、倫理学担当の先生としての、選定は行っていません。
 また、早稲田大学と東洋大学については、それぞれの哲学コース、哲学科の他に、別な哲学科等が有りますが、両大学については、それぞれの哲学コース、哲学科に所属する先生の中から、倫理学担当の記載の有る先生を、倫理学担当の先生として選定し、それ以外の哲学科等に属する先生については、倫理学担当の先生としての、選定は行っていません。
 それ以外の大学については、1大学、1哲学科等のですので、それぞれの哲学科等に所属する先生の中から、倫理学担当の記載のある先生を、選定しています。
 なお、東京学芸大学の哲学・倫理分野には、高校の倫理の先生を目指す学生が集まるのだろうと思い、東京学芸大学の哲学・倫理分野の先生は、全員、倫理学担当の先生として、選定しています。
 また、日本大学は、哲学科の中に、3人の倫理学の専任の先生が居る、倫理学専攻が設けられていますので、それらの3人の先生については、全員、倫理学担当の先生として選定しています。
 以上の結果が、19大学、19哲学科等、33名の倫理学担当の先生と言う事に成るのです。

 この19大学、19哲学科等、33名の倫理学担当の先生の協力の下、東京大学倫理学専修課程もしくは、慶應義塾大学倫理学専攻が中心に成って、「哲学読本大全(全百巻)」の作成を進めて行くと言う物が、今回のこの書簡の趣旨と言う事に成ります。

 具体的には、19大学、19哲学科等、33名の倫理学担当の先生全員に、「哲学読本大全作成委員会委員」に成って頂き、「哲学読本大全作成員会事務局(編集室)」を、東京大学倫理学専修課程もしくは、慶応義塾大学倫理学専攻に設置した上で、「哲学読本大全(全百巻)」の作成を進めて行くと言事に成ります。
 その詳細については、別添「哲学読本大全(全百巻)作成マニュアル」の通りと言う事に成ります。

 このマニュアル通り進めて行くと、令和6年3月31日までに、「哲学読本大全(全百巻)」が完成する事に成ります。

 「哲学読本大全(全百巻)」が完成する事に依って、日本に、新しい哲学の夜明けが始まる事に成るのです。

 「哲学読本大全(全百巻)」が存在する事に依って、日本国中の全ての人が、何時でも、何処に居ても、無料で、「哲学読本大全(全百巻)」を読む事が出来る事に成ります。
 なお、パソコン等の環境の整っていない人は、インターネット無料WEB閲覧版の「哲学読本大全(全百巻)」は、読む事が出来ませんので、その人たちの為に、日本国中の全ての、小学校、中学校、高校、大学、中央公民館、公立図書館等の、図書館、図書室等において、インターネット無料オンデマンド印刷製本版の「哲学読本大全(全百巻)」で、印刷製本して頂き、開架書庫に備え付けて頂く事としています。
 これで文句無く、日本国中の全ての人が、何時でも、何処に居ても、「哲学読本大全(全百巻)」を読む事が出来る事に成るのです。

 しかし、「哲学読本大全(全百巻)」が存在するだけでは、日本に、新しい哲学の夜明けが始まる事は有りません。
 何故なら、多くの日本人が、哲学(philosophia=智慧を愛する事)の本当の意味を知らないからです。
 その為に、日本全国の大学、中央公民館、高校等に、「哲学読本大全利活用サークル」を設置する事に成るのです。

 「哲学読本大全利活用サークル」においては、「哲学読本大全」を基に、様々な哲学テーマについて、様々な哲学研究や、様々な哲学的対話が行われて行く事に成ります。
 そして、「哲学読本大全利活用サークル」の仲間と共に、切磋琢磨して、それらの哲学テーマを、自分の物にして行こうと努力する事に成ります。
 そこにおいて、日本における、新しい「哲学の夜明け」が始まる事に成るのです。

 哲学、すなわち、智慧を愛する喜びを知った者は、もう、哲学(智慧を愛する事)を止める事が出来ません。
 何故なら、哲学(智慧を愛すると言う事)は、人間の本能だからです。
 その本能に火が点けば、日本国中の人が、哲学(智慧を愛する事)に情熱の火を燃やす事に成ります。
 そして、その先に在るのが、哲学的に成熟した国民の国、「哲学国家日本」と言う事に成るのです。

 先生方の僅かな努力で、日本に、大きな明るい未来が待っているのです。
 ですので、どうか「哲学読本大全(全百巻)」の作成につきまして、御協力賜ります様、よろしくお願い申し上げます。

 なお、先生方が、「哲学読本大全(全百巻)」を作成して行く上で、疑問に思うような事を、問答形式で纏めてみましたので、参考にして頂ければ、有難く思います。

 第一問 「何故、「哲学読本大全(全百巻)」を、東京都内の大学の哲学科等の連携において、作成するのか。」

 第二問 「何故、東京都の大学の哲学科等の教員の内、倫理学担当の教員を中心にして、「哲学読本大全(全百巻)」の作成を進めるのか。」

 第三問 「何故、東京都の大学の哲学科等のある大学の学生、院生等に、哲学読本大全作成委員会事務局(編集室)の編集員に成って頂くのか。」

 第四問 「哲学読本大全利活用サークルとは何か。哲学カフェとどう違うのか。」

 第五問 「どの様にして、哲学読本大全利活用サークルを日本全国の大学、中央公民館、高校に展開して行くのか。」

 第六問 「翻訳図書の複製権等の問題は、どう整理するのか。」

 第七問 「翻訳図書の複製権等の利用料の問題は、どう整理するのか。」

 第八問 「何故、日本学術振興会の科学研究助成事業(科学研究費補助金)基礎研究(S)を活用するのか。」

 第九問 「どの様なスケジュールで行けば、令和6年3月31日までに、「哲学読本大全(全百巻)」が完成するのか。」

 なお、これらの質問については、別添「哲学読本大全(全百巻)作成マニュアル」を読んで頂ければ、ご理解して頂けると思いますので、ここでは、簡単に、補足的に、これらの質問にお答えして行きたいと思います。

 先ずは、第一問の「何故、哲学読本大全を、東京都内の大学の哲学科等の連携によって作成するのか」と言う事ですが、これについては、第三問、第四問、第五問と関連していますので、纏めてお答えしたいと思います。

 「何故、東京都内の大学の哲学科等の連携に依って、哲学読本大全を作成するのか。」
 それは、東京都内の大学の哲学科等に、物凄い、哲学的エネルギーが存在して居るからと言う事に成ります。
 東京都内の哲学科等のある大学の内、東の東京大学から西の東京都立大学までは、公共交通機関を使って、徒歩時間まで含めて、最速で1時間11分、最遅速でも1時間27分(グーグルマップによる)です。
 その時間の範囲内に、19大学、29哲学科等、190人の先生方が居られるのです。
 そして、更には、それぞれの哲学科等に学ぶ、学生、院生等が居ます。
 それらを含めると、優に、1000人以上の人が、その中に、居る事に成ります。
 そこには、物凄い哲学的エネルギーが、存在して居るのです。

 その1000人が協力すれば、「哲学読本大全(全百巻)」は、アッと言う間に完成します。
 しかし、「哲学読本大全(全百巻)」の完成が、今回のプロジェクトの最終目的では有りません。
 今回のプロジェクトの最終目的は、日本を、哲学的に成熟した国に変える事です。
 その為にこそ、その1時間11分の範囲内に居る、1000人の哲学的エネルギーが、必要と成るのです。

 その意味する所は、「哲学読本大全(全百巻)」の利活用と言う事に成るのです。
 この「哲学読本大全(全百巻)」の利活用の為にこそ、哲学科等のある大学の学生、院生等に、編集室の編集員に成って頂く事に成るのです。

 それでは、ここから第三問「何故、哲学科等のある大学の学生、院生等に編集室の編集員に成って頂くのか」と言う事について、回答します。

 編集員の仕事は、編集室長の指示の下、各大学の哲学科等から送信のあったPDFの哲学的名文を、哲学テーマ毎に、パソコン上で整理して、PDFの「哲学読本大全原資料」を作成し、そのPDFの「哲学読本大全原資料」を基に、PDFの「哲学読本大全(全百巻)」の原稿を作成し、そのPDFの「哲学読本大全(全百巻)」原稿を、OCRに依り、ワード文書に変換し、読み合わせ・校正等を行い、ワード文書としての「哲学読本大全(全百巻)」を完成させた上で、インターネット上で公開して行く事に成りますが、これらの編集過程において、編集員は、「哲学読本大全(全百巻)」の真髄を学ぶ事に成るのです。

 そして、「哲学読本大全」完成後は、「哲学読本大全」の真髄を学んだ編集員が中心に成って、「哲学読本大全」の利活用を行う「哲学読本大全利活用NPO法人」を設置し、先ずは、それぞれの大学に、「哲学読本大全利活用サークル」を設置し、次には、東京都内の全ての大学に、「哲学読本大全利活用サークル」を設置して行く事に成るのです。
 ここにおいて、始めて、日本における、「哲学の夜明け」が始まる事に成るのです

 東京都内の大学間の移動時間は、どんなに長くても、2時間です。
 その2時間の範囲内に、何と74万人の学生、院生が居るのです。
 彼らが、「哲学読本大全」と「哲学読本大全利活用サークル」において、哲学(智慧を愛する事)に、目覚める事に成ります。
 哲学(智慧を愛する事)に目覚めた者は、もう、哲学を止める事が出来ません。
 彼らが、それぞれの大学の「哲学読本大全利活用サークル」の中で、また、様々な大学の「哲学読本大全利活用サークル」との交流の中で、様々な哲学的対話や様々な哲学的研究を、重ねて行く事に成ります。
 その結果、彼らが、哲学的に成熟して行く事に成るのです。

 そして、今度は、哲学的に成熟した彼らが、「哲学読本大全利活用NPO法人」の中心メンバーと成って、それぞれの地域の中央公民館や高校等に、「哲学読本大全利活用サークル」を設置して行く事に成ります。
 その様な経過を経て行く事に依って、東京都内の全ての大学、中央公民館、高校等に、「哲学読本大全利活用サークル」が設置される事に成るのです。
 その時、東京都は、「哲学の都、東京都」と呼ばれる事に成るのです。

 そして、この東京都モデルが、関東圏(神奈川県、埼玉県、千葉県等々)、関西圏(大阪府、京都府、兵庫県等々)、中京圏(愛知県等々)へと広がり、最終的には、日本全国の大学、中央公民館、高校等に、哲学読本大全利活用サークルが設置されて行く事に成るのです。

 以上が、第五問「どの様にして、哲学読本大全利活用サークルを日本全国の大学、中央公民館、高校に展開して行くのか」と言う質問に対する、回答と言う事に成ります。

 次に、第四問の「哲学読本大全利活用サークルとは何か、哲学カフェとどう違うのか」と言う事について回答します。

 先ずは、「哲学読本大全利活用サークルとは何か」と言う事ですが、哲学読本大全利活用サークル(以下「サークル」と言う事にします)においては、主に、次の三つの事を行います。
 一つ目が、哲学読本大全に基づく哲学的対話です。
 二つ目が、哲学エッセイ集の作成です。
 三つ目が、新たな哲学読本の作成です。

 先ずは、哲学読本大全に基づく哲学的対話ですが、この哲学対話には、二つの哲学的対話が有ります。
 一つは、サークル会員同士の哲学読本大全に基づく哲学的対話であり、もう一つは、サークルを自由に訪れた者と、サークル会員との、哲学読本大全に基づく哲学的対話です。

 サークル会員同志の哲学的対話については、哲学読本大全に基づき、様々な哲学的テーマについて、様々な哲学的対話を重ねて行く事に成ります。
 また、他のサークルに出向いて、そこのサークルの会員とも、哲学読本大全に基づき、様々な哲学的テーマに基づいて、様々な哲学的対話を重ねて行く事に成ります。
 これらの会員同士の様々な哲学的対話に依って、それぞれの会員は、哲学的に成熟して行く事に成ります。

 もう一つの、サークルを自由に訪れた者と、サークル会員との哲学読本大全に基づく哲学的対話ですが、サークルは、定例の日時に、定例の場所で、定例のサークルを開催する事に成ります。
 例えば、大学であれば、大学図書館等の研修室等を借用して、毎週金曜日の午後3時から午後7時まで、中央公民館であれば、中央公民館の研修室を借用して、毎週土曜日の午後1時から午後5時までと言う風に、定例のサークルを開催する事に成りますが、このサークル開催時間中で有れば、誰でも自由に、サークル会場に入って、サークル会員と、哲学読本大全に基づく、哲学的対話を楽しむ事が出来るのです。
 サークルにおいては、原則として、一対一の哲学的対話が行われる事に成りますので、そこにおいては、全人格的な哲学的対話が行われる事に成ります。
 そこにおける、哲学読本大全に基づく、全人格的な一対一の学的対話に依って、サークルを始めて訪れた者が、哲学(智慧を愛する事)に目覚める事に成ります。
 哲学(智慧を愛する事)に目覚めた者は、もう哲学を止める事が出来ません。
 今度は、彼らが新たなサークル会員と成って、サークル活動を展開して行く事に成ります。
 この様にして、サークルは、永遠に活動し続けて行く事に成るのです。

 なお、サークルにおいては、悩める人にも、広く門戸を開放する事としています。
 サークルにおいて、サークル会員と一緒に哲学読本大全に基づき、悩みに関する古今東西の偉大な百人の哲学者の哲学的名文を読み、サークル会員と一緒に、悩みについて、哲学的対話を進めて行く事に依って、その悩める人は、悩みの本質を理解する事に成ります。
 悩みの本質を理解したその悩める人は、その後のサークル会員との一対一の全人格的な様々な哲学的対話に依って、哲学(智慧を愛する事)に、目覚めて行く事に成ります。
 哲学(智慧を愛する事)に目覚めた者は、もう哲学を止める事が出来ません。
 今度は、その悩める人が、新たなサークル会員と成って、哲学に情熱を燃やし、同じように悩める人との哲学的対話をも、進めて行く事にも成るのです。

 なお、現在の日本においては、一対一の全人格的な哲学的対話を行う場所は、皆無と言って良いと思います。
 その様な哲学的対話を行う場所を、サークルは、日本全国の全ての国民の為に、提供する事に成るのです。

 次に、二番目の「哲学エッセイ集」の作成ですが、サークル会員は、哲学読本大全等の研究やサークル会員同志での哲学的対話に依って、様々な哲学的テーマについて、その本質を理解して行く事に成りますが、サークル会員は、理解したそれらの事を、それぞれのテーマ毎に、エッセイに纏めて、サークルに提出する事とし、サークルは、それらのエッセイを、テーマ毎に纏めて、哲学エッセイ集を作り、哲学的対話に供して行く事に成ります。
 サークルでの哲学的対話は、哲学読本大全に加えて、サークル会員が作成した哲学エッセイ集も参考して行く事に成るので、より活発な哲学的対話が進められて行く事に成ります。

 なお、サークル会員は、サークルで作る哲学エッセイ集とは別に、サークル会員独自で、様々な哲学テーマについて、エッセイを作成し続け、その結果として、あらゆる哲学テーマについて、サークル会員自身独自の哲学エッセイ集を作成して行く事に成ります。
 その意味する所は、サークル会員が、会員自身で、会員自身の哲学体系を完成させて行く事に成ります。
 そこにおいて、サークル会員は、真の哲学者と成って行く事に成るのです。
 何故なら、その時には、そのサークル会員は、愛とは何か、悩みとは何か、幸福とは何か、智慧とは何か、神とは何か、等々の概念において、もう、迷う事は無く成っている事に成るからです。

 なお、「哲学読本大全利活用NPO法人」の体制が整って来たら、全国の全てのサークルの哲学エッセイ集を集約し、哲学テーマ毎にエッセイを纏めて、全国版の哲学エッセイ集を作成し、「哲学読本大全利活用NPO法人」のWEB上で、公開して行く事に成ります。

 次に、三番目の「新たな哲学読本」の作成ですが、それぞれのサークルにおいても、哲学読本を作成し続けて行く事に成ります。
 何故なら、智慧の探求には、限りが無いからです。
 この新たな哲学読本の作成があるからこそ、サークルは、永遠に活動し続けて行く事にも成るのです。
 勿論、それぞれのサークル独自で作る哲学読本についても、著作権法上の適正な手続きを踏んだ上で、作成する事に成ります。
 そして、「哲学読本大全利活用NPO法人」の体制が整って来たら、それぞれのサークルの哲学読本を集約して、「哲学読本大全(全百巻)」の続巻を作って行く事にも成ります。

 なお、ここで先生方にお願いが有ります。
 「それぞれのサークルで、哲学読本を作成し、そして、哲学読本大全利活用NPO法人において、それらを集約して、「哲学読本大全(全百巻)」を作れば良いではないか。何も私たちが、態々、「哲学読本大全(全百巻)」を作成する必要は無いではないか」と言う思いを、決して、抱かないで欲しいと言う事です。
 何故なら、その様な事は、絶対に、100%、起こり得ないからです。

 先生たちが作って下さった「哲学読本大全(全百巻)」が有るからこそ、日本全国各地にサークルが設置され、そのサークルの中で、上記の様な、様々な哲学的活動が可能に成るのです。
 「哲学読本大全(全百巻)」が無ければ、サークルは、決して設置される事は無いのです。
 そして、日本に、新しい哲学の夜明けが始まる事も、決して無いのです。
 先生方以外に、「哲学読本大全(全百巻)」を作る事の出来る者は、誰も、居ないのです。
 ですから、どうか、先生方の格別の御協力を賜ります様、よろしくお願い申し上げます。

 なお、ここで、こんな事を言えば、普通の人で有れば、引いてしまうかも知れませんが、先生方は、決して、その様な事は無いと思いますので、敢えて言います。

 キリスト教世界には「聖書」が有り、イスラム教社会には「コーラン」が有ります。
 それらに代わる物として、日本に「哲学読本大全(全百巻)」を作るのです。

 哲学を知らない一般の人で有れば、それは、宗教ではないかと言う人も有るかとも思いますが、哲学(智慧を愛する事)の真髄を知っている先生方は、決して、その様な事は言わないと思います。

 次に、「哲学カフェとどう違うのか」と言う事ですが、そこには雲泥の差が有ります。
 哲学カフェは、多人数での、喋り放しです。
 哲学カフェに、何度参加しても、哲学的に成熟する事は有りません。
 一方、サークルにおける哲学的対話は、「哲学読本大全(全百巻)」に基づく、一対一の全人格的な哲学的対話です。
 例えば、「幸福」について、哲学的対話を行う事とします。
 その際には、「哲学読本大全(全百巻)」で、古今東西の偉大な百人の哲学者の幸福に関する最も代表的な百の哲学的名文を読んだ上で、哲学的対話を行う事に成ります。
 例え、二人が哲学初心者で有ったとしても、その哲学的対話が、如何に実りの多い物に成るかは、先生たちもお分かりに成ると思います。
 その様な哲学的対話を、様々な哲学テーマについて、何度も重ねて行けば、哲学的に成熟しない筈が無いのです。
 サークルは、孔子の哲学的集団、もしくは、エピクロスの哲学の園の様な物なのです。
 そして、孔子もしくはエピクロスの役を果たすのが、先生たちが作って下さった「哲学読本大全(全百巻)」と言う事に成るのです。

 次に、第二問の「何故、東京都の大学の哲学科等の教員の内、倫理学担当の教員を中心にして、「哲学読本大全」の作成を進めるのか。」と言う事ですが、それは、正に、倫理学が、国民の為の学問だからです。

 倫理学は、様々な哲学的テーマ(真善美等々)について、それらの本質を研究し、それらの哲学概念を、自分の物にして行く為の学問です。
 それは、「哲学読本大全&哲学読本大全利活用サークル」プロジェクトの趣旨と、全く同じ事なのです。
 ですから、倫理学の先生方に中心に成って、「哲学読本大全」の作成を進めて頂く事とするのです。

 なお、「哲学読本大全」が、その理論を担い、「哲学読本大全利活用サークル」が、その実践を担う事に成りますので、今回の「哲学読本大全&哲学読本大全利活用サークル」プロジェクトにおいては、この二つを、きっぱり、分ける事としています。
 すなわち、「哲学読本大全」の作成は、先生方に担って頂き、「哲学読本大全利活用サークル」の展開については、学生等(「哲学読本大全利活用NPO法人」)に担って頂く事に成ります。

 「哲学読本大全」の作成は、先生方の倫理学の研究を更に深化させ、また、新たな倫理学の分野を開発する共同研究と成って行くと思いますので、どうか先生方の御理解、御協力を賜ります様、よろしくお願い申し上げます。

 次に、第六問の「翻訳図書の複製権等の問題は、どう整理するのか」と言う事ですが、この問題においては、著作権法第20条の「複製権」、同法第23条の「公衆送信権等」、同法第32条の3の「検討の過程における利用」、同法第35条の「学校その他の教育機関における複製等」、同法第79条の「出版権の設定」が、主に、関係して来ます。

 「哲学読本大全」については、著作権の保護期間を過ぎた哲学者の哲学的名著を対象としますが、国外の哲学者の哲学的名著や日本の近世以前の哲学的名著については、それらの翻訳図書の複製権等の問題が発生します。
 翻訳図書については、一般的には、出版社が、翻訳者から複製権等を買い取っているか、もしくは複製権等の許諾の委任を受けているので、複製権等の許諾については、出版社と協議を行って行く事に成ります。
 以上の前提の下で、「哲学読本大全」作成のそれぞれの段階での、翻訳図書の複製権等の問題を整理すると、次の通りと成ります。

 先ずは、各大学の倫理学の先生が、各大学の哲学科等の先生方等に対して、百の哲学テーマそれぞれについて、哲学的名著の中の哲学的名文の箇所をスキャナーでスキャンし、それに出典等を記入して、PDFに変更した上で、送信する様、依頼し、各倫理学の先生は、送信の有ったそれらのPDFの哲学的名文をそのまま、百の哲学テーマ毎に整理して、各大学の哲学科等における、PDFの「哲学読本」を作成する事に成りますが、この各大学の哲学科等で作成するPDFの「哲学読本」は、各大学の哲学科等の先生が、手持ちの授業用教材として、限定的に利用する限りにおいては、著作権法第35条(学校その他の教育機関における複製等)の規定により、問題と成る事は有りません。

 次に、各大学の倫理学の先生方から送信のあった各大学のPDF文書の「哲学読本」を基に、哲学読本大全作成委員会事務局(編集室)において、「哲学読本大全」(インターネット版=WEB閲覧版とオンデマンド印刷製本版を作成し無料で公開)と、「哲学読本大全作成原資料」(CD版=哲学読本大全に協力して下さった哲学科等の先生方に無償で配布)の原稿を作成して行く事に成りますが、各大学から、それぞれの「哲学読本」の送信が有った時に、事務局(編集室)において、全ての哲学的名文についての出典を調べた上で、それぞれの出版社と、著作権法第30条の2(検討の過程における利用)に関する協定書を締結する事に成ります。
 なお、この段階において、「哲学読本大全」に関する著作権法第23条の「公衆送信権等」(インターネット上に公開する為の利用許諾)、及び「哲学読本大全作成原資料」に関する著作権法第21条の「複製権等」(CD複製をして、先生方に配布する為の利用許諾)に関する協定書も、併せて締結する事に成ります。

 次に、「哲学読本大全」及び「哲学読本大全作成原資料」の原稿が完成した時、それぞれの出版社と、著作権法第23条(公衆送信権等)に関する協定書と、著作権法第21条(複製権)に関する協定書に基づき、それぞれの利用許諾に関する利用料を支払った上で、「哲学読本大全」については、インターネット上で無料公開し、「哲学読本大全作成原資料」については、協力を頂いた哲学科等の先生方に、CD複製を無償で配布する事に成ります。
 哲学読本大全の作成過程における、著作権の問題については、以上の様な方法で、整理して行く事に成ります。

 次に、第七問の「翻訳図書の複製権等の利用料の問題は、どう整理するのか」と言う事ですが、これについては、日本学術振興会の「科学研究助成事業(科学研究費補助金)基礎研究(S)」を活用する事とします。
 この補助金の上限額が2億円ですので、2億円の範囲内で、出版社と締結した協定書に基づいて、著作権法第23条の「公衆送信権等」の利用許諾に関する利用料、及び著作権法第21条の「複製権」の利用許諾に関する利用料を、それぞれの出版社に支払って行く事に成ります。

 なお、出版社に支払う利用料の額は、市場相場と比べて低い額に成るかも知れませんが、「哲学読本大全&哲学読本大全利活用サークル」プロジェクトの展開に依って、「哲学読本大全」に掲載された哲学的名文が、日本全国の隅々まで行き渡る事と成り、その哲学的名文が掲載されている哲学書に関する需要が非常に高まり、更には、それらに関連した哲学書の需要も高まり、最終的には、日本の出版文化の大いなる振興に繋がって行く事に成るので、それぞれの出版社からは、それらの事を考慮して頂いた上で、御理解、御協力を賜る事に成ります。

 次に、第八問の「何故、日本学術振興会の科学研究助成事業(科学研究費補助金)基礎研究(S)を活用するのか」と言う事ですが、それは、「哲学読本大全」の作成が、国家的大事業だからです。
 「哲学読本大全&哲学読本大全活用サークル」プロジェクトに依って、日本国民の哲学的成熟度が高まって行きます。
 それの意味する所は、多くの国民が、幸福に成ると言う事です。
 何故なら、幸福とは、善く考える事に有り、また、善く考えた上で、行動する所に在るからです。
 この事については、先生方もご理解していると思います。

 「哲学読本大全」は、その善く考える為の素材を、全ての国民に提供する物です。
 「哲学読本大全」の存在に依って、多くの日本国民が、善く考える事に成ります。
 そして、「哲学読本大全利活用サークル」で、それらを仲間と共に考え、そして仲間と共に、その考えを実践して行く事に成ります。
 そこに、幸福が存在しない事が有るでしょうか。

 現在の日本国民の民度は、かなり、低く成って来ています。
 何故か。
 それは、「善く考える習慣」(哲学的に考える習慣)を失くして来ているからです
 「哲学読本大全&哲学読本大全利活用サークル」プロジェクトは、日本国民の民度を高め、多くの日本人を、幸福に導く為の国家的大事業でも在るのです。

 国民の幸福は、国家の願いです。
 その願いを、国家に代わって実現して行くので、「哲学読本大全(全百巻)」の作成については、助成金では無く、補助金の「科学研究助成事業(科学研究費補助金)基礎研究(S)」を活用する事に成ります。
 何故、「基礎研究」かと言うと、「哲学読本大全(全百巻)」の作成が、倫理学の基礎の、基礎の、基礎の研究だからです。
 何故、「(S)」かと言うと、「哲学読本大全(全百巻)」の作成については、多額の資金か必要と成るからです。

 なお、「哲学読本大全利活用サークル」の展開については、「哲学読本利活用NPO法人」が、完全なボランティアとして、自主的に展開して行く事に成ります。

 次に、第九問の「どの様なスケジュールで行けば、令和6年3月31日までに、「哲学読本大全(全百巻)」が完成するのか」と言う事ですが、「哲学読本大全」の作成で一番の問題と成るのが、翻訳図書の複製権等の問題です。
 翻訳図書の複製権等の問題さえ解決出来れば、「哲学読本大全」は、一気呵成に、完成へと向かって行く事に成るのです。
 何故なら、東京大学倫理学専修課程もしくは、慶應義塾大学倫理学専攻からの補助金申請が、不決定に成る事は、有り得ないからです。

 具体的な流れは、「哲学読本大全(全百巻)作成マニュアル」の通りですが、簡単に述べると、次の通りと成ります。

 先ずは、東京大学倫理学専修課程と慶応義塾大学倫理学専攻の間で協議を行い、いずれかの研究室に、哲学読本大全作成準備事務局を設置します。
 同準備事務局より、19大学、19哲学科等、33人の倫理学の先生方に、哲学読本大全作成に関する事前協議書を送付し、先生方の了解が得られたら、次には、大手出版社に、哲学読本大全作成に関する事前協議書を送付する事に成ります。
 そして、大手出版社からの了解が得られたら、別添「哲学読本大全(全百巻)作成マニュアル」の通り、哲学読本大全の完成に向けって一気呵成に突き進む事に成ります。
 その結果、令和6年3月31日までに、「哲学読本大全(全百巻)」が完成する事に成ります。
 その時、19大学、19哲学科等、33人の倫理学の先生方は、哲学読本大全作成委員会の委員として、その名を、永遠に、残す事に成るのです。
 何故なら、「哲学読本大全(全百巻)」は、国民の永遠なる財産として、永遠に、存続し続けて行く事に成るからです。

 以上が、各大学の哲学科等の倫理学の先生方へのお願いと言う事に成ります。

 「哲学読本大全」の存在に依って、幸福な人は、更に幸福なる道を歩み続け、不幸な人は、「哲学読本大全利活用サークル」での、一対一の全人格的な哲学的対話の中で、幸福の道を見出し、そして只管、その幸福への道を歩み続ける事に成ります。
 「哲学読本大全」の存在に依って、日本国中の多くの人が、幸福への道を歩み続ける事に成るのです。
 「哲学読本大全」の作成は、とても遣り甲斐のある仕事だとは思いませんか。
 どうか、倫理学の先生の責務として、「哲学読本大全」の作成に御協力賜ります様、よろしくお願い申し上げます。
                                                                                            敬具

                                     ○○○○(私の住所)
                                     ○○○○(私の氏名)
                                   電話及びFAX番号:○○○○
                               メール番号:sofialover@nifty.com
                  「哲学広場」URL:http://tetugakuhiroba.o.oo7.jp/index.html


追伸

 私は、「哲学広場」と言うホームページを開設しています。
 グーグル等の検索エンジンで、「哲学広場」と入力すれば、上位に出て来ます。
 このホームページの中の、「哲学読本大全作成プロジェクト(その1)」の中に、令和2年10月20日付で、東京都内の哲学科、哲学専修、哲学専攻、哲学コース、哲学分野、哲学教室等に所属する19大学、29哲学科等の、全ての先生方(190名の先生方)に送付した書簡、『哲学読本大全(全百巻)の作成について(協力依頼)』と、同じく令和2年10月20日付で、東京大学倫理学専修課程に所属する全ての先生方(4名)と、慶応義塾大学倫理学専攻に所属する全ての先生方(6名の先生方)に送付した書簡、『哲学読本大全(全百巻)の作成について(依頼)』を掲載しています。
 また、「哲学読本大全作成プロジェクト(その2)」の中に、今回令和3年2月1日付で送付したこの書簡「哲学読本大全(全百巻)の作成について(依頼)」とこの書簡に添付した「哲学読本大全(全百巻)作成マニュアル」を、掲載しています。
 また、私の「幸福論」や、私が試験的作成した「哲学読本(智慧の巻)」も掲載しています。
 また、「哲学広場掲示板(NEW)」も設置していますので、先生方の御意見をお聞かせ頂ければ、有難く思います。



今回の書簡(令和3年2月1日付)「哲学読本大全(全百巻)の作成について(依頼)」の送付先一覧(東京都内の大学の哲学科等に所属する先生の中の倫理学担当の先生の一覧)

大学名  学部名  学科名  哲学科等名            倫理学担当教員名
  
東京大学 文学部 人文学科(思想文化学科) 倫理学専修課程   ○○教授、○○教授、○○准教授、○○助教
慶応義塾大学 文学部 人文社会学科(哲学系) 倫理学専攻    ○○教授、○○教授、○○教授、○○教授、○○准教授、○○助教、
早稲田大学 文学部 哲学コース                 ○○教授、○○教授
東洋大学 文学部 哲学科                   ○○教授
上智大学 文学部 哲学科                   ○○教授
法政大学 文学部 哲学科                   ○○教授
立正大学 文学部 哲学科                  ○○教授
國學院大學 文学部 哲学科                  ○○教授
学習院大学 文学部 哲学科                  ○○教授 
専修大学 文学部 哲学科                   ○○准教授
日本大学 文理学部 哲学科(倫理学専攻)           ○○特任教授、○○准教授、○○助教
大正大学 文学部 人文学科 哲学・宗教文化コース       ○○准教授
東京都立大学 人文社会学部 人文学科 哲学教室        ○○教授、○○准教授
東京女子大学 現代教養学部 人文学科 哲学専攻        ○○准教授
お茶の水女子大学 文教育学部 人文科学科 哲学・倫理学・美術史コース ○○准教授
中央大学 文学部 人文社会学科 哲学専攻            ○○教授
明治大学 文学部 心理社会学科 哲学専攻            ○○准教授
国際基督教大学 教養学部 アーツ・サイエンス学科 哲学・宗教学メジャー ○○特任教授
東京学芸大学 教育学部 学校教育系社会選修 哲学倫理分野    ○○教授、○○准教授、○○教授

※当該一覧に掲載している先生は、東京都内に大学の本部があり、哲学科、哲学専修、哲学専攻、哲学コース、哲学教室、哲学分野等(以下「哲学科等」と言う)を有する大学で、当該哲学科等に所属する先生の内、各大学のホームページで、倫理学担当の記載の有る先生を掲載しています。また、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、東洋大学には、それぞれの「倫理学専修課程」「倫理学専攻」「哲学コース」「哲学科」以外にも、別な哲学に関する課程、専攻、コース、科等がありますが、それらに所属する倫理学の担当の先生は、この一覧表には掲載していません。また、東京学芸大学の哲学倫理分野に所属する先生は、高校の授業科目「倫理」等の観点から、全員、倫理学担当の先生として掲載しています。



東京都内の大学の哲学科、哲学専修、哲学専攻、哲学コース等の連携による「哲学読本大全(全百巻)」作成マニュアル(スケジュール)

1 東京大学文学部人文学科倫理学専修課程研究室と慶応義塾大学文学部人文社会学科倫理学専攻研究室において、協議を行い、「哲学読本大全作成委員会事務局」を設置する研究室(以下「事務局設置予定研究室」と言う)を決める。
  
2 事務局設置予定研究室において、「哲学読本大全作成委員会設立準備事務局(以下「準備事務局」と言う)」を設置する。
  準備事務局の設置要領は別添1の通り。
  
3 準備事務局において、①哲学読本大全作成要領、②哲学読本大全作成予算書、③哲学読本大全作成委員会設置要領、委員名簿、委員就任依頼文、委員委嘱状、哲学読本作成提出及び哲学読本大全編集室編集員募集案内依頼文、委員候補との事前協議書、④日本学術振興会科学研究助成事業(科学研究費補助金)基礎研究(S)交付申請書、⑤著作権法第30条の3(検討過程における利用)及び同法第21条(複製権)並びに同法第23条(公衆送信権等)に関する協定書、大手出版社との事前協議書を、作成の上、委員候補、大手出版社の順で、事前協議を行う。
  ①の要領、②の予算書、③の要領、名簿、依頼文、委嘱状、依頼文、事前協議書、④の申請書、⑤の協定書、事前協議書は、別添2から12の通り。

4 委員候補、大手出版社との事前協議が終了したら、令和3年9月に、事務局設置予定研究室の教員を共同研究者とする、「令和4年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)基礎研究(S)交付申請書」を、日本学術振興会理事長宛てに提出する。

5 交付申請書提出後は、準備事務局において、最終準備を行う(事前に、準備事務局で準備事務局独自の「哲学読本」を作成したり、各委員候補自身で、各委員候補独自の「哲学読本」を作成して頂く等々)。

6 令和4年6月の補助金交付決定通知後、準備事務局名で、委員候補に、「哲学読本大全作成委員会委員就任依頼文」の送付を行う。

7 委員の就任承諾書が揃った時点で、「哲学読本大全作成委員会(以下「委員会」と言う)」及び、「哲学読本大全作成委員会事務局(編集室)(以下「事務局(編集室)」)と言う」を設置し、各委員に対して、「委員委嘱状」及び「哲学読本作成提出及び哲学読本大全編集室編集員募集案内依頼文」を送付する。

8 各委員は、各大学の哲学科等の教員等に対して、百の哲学テーマに関する、古今東西の哲学者の哲学的名著の中の哲学的名文の箇所をスキャナーで複写し、出典等を記入の上、PDFに変換した哲学的名文の送信を依頼する。
  また、各委員は、各大学の院生、学生等に対して、「哲学読本大全編集室編集員」の募集案内の広報を行う。

9 各委員は、各大学の哲学科等の教員等から送信のあったPDFの哲学的名文を哲学テーマ毎に纏めて、各大学のPDFの「哲学読本」を作成し、事務局(編集室)に送信する。

10 事務局(編集室)は、全ての大学の委員からPDFの「哲学読本」の送信が有った時、各哲学的名文の出典を確認して、各出版社と「著作権法第30条の3(検討過程における利用)及び同法第21条(複製権)並びに同法第23条(公衆送信権等)に関する協定書」の締結を行う。

11 事務局(編集室)は、各大学の委員から送信の有ったPDFの「哲学読本」に基づき、「哲学読本大全(全百巻)」及び「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」の原稿の作成を行う。

12 事務局(編集室)は、「哲学読本大全(全百巻)」及び「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」の原稿が完成した時は、各委員に提示し、承認を受ける。

13 事務局(編集室)は、「哲学読本大全(全百巻)」及び「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」の原稿について、各委員の承認が得られた時は、各出版社に対して、「著作権法第30条の3(検討過程における利用)及び同法第21条(複製権)並びに同法第23条(公衆送信権等)に関する協定書」に基づき、複製権及び公衆送信権等の利用許諾に関する利用料を支払う。

14 事務局(編集室)は、各出版社に複製権の利用許諾及び公衆送信権等の利用許諾に関する利用料を支払った後、「哲学読本大全(全百巻)」については、WEB上で、無料公開すると共に、「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」については、CDに複製の上、協力を頂いた、各大学の哲学科等の教員に、無償で配布する。

※ 以上を令和6年3月31日までに終了させる(科学研究費補助金(S)の補助期間は5年間であるので、作成期限は令和9年3月31日であるが、集中的に作業を行って、短期間に完成させる事とする。その後の余裕期間においては、余裕が有れば、哲学読本大全の利活用に関する実証的な研究を行う)。



哲学読本大全(全百巻)作成委員会設置準備事務局設置要領

1 準備事務局の設置
  「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」の設置準備を行う為、哲学読本大全作成委員会事務局設置予定の大学の哲学科等に、哲学読本大全作成委員会設置準備事務局(以下「準備事務局」と言う)を設置する。

2 準備事務局の構成
  準備事務局は、哲学読本大全作成委員会事務局設置予定の大学の哲学科等の教員及び職員で構成する。
    
3 準備事務局の事務
  準備事務局においては、次の事務を行う。
  ①「哲学読本大全(全百巻)作成要領(案)」の作成
  ②「哲学読本大全(全百巻)作成予算書(案)」の作成
  ③「哲学読本大全(全百巻)作成委員会設置要領(案)」の作成
  ④「科学研究助成事業(科学研究費補助金)基礎研究(S)申請書(案)」の作成
  ⑤「哲学読本大全(全百巻)作成に関する著作権法に関する協定書(案)」の作成
  ⑥「委員候補との事前協議書」を作成し、委員候補と事前協議を行う。
  ⑦「大手出版社との事前協議書」を作成し、大手出版社と事前協議を行う。
  ⑧令和3年9月に、「科学研究助成事業(科学研究費補助金)基礎研究(S)交付申請書」を、哲学科等の教員の共同研究として、日本学術振興会に提出する。
  ⑨令和4年6月に、「科学研究助成事業(科学研究費補助金)基礎研究(S)交付決定通知書」受理後、委員候補に、「委員就任依頼文」を送付する。
  ⑩「委員就任承諾書」が揃った時点で、「哲学読本大全作成委員会(事務局)」を設置する

4 準備事務局の解散
  準備事務局は、「哲学読本大全作成委員会(事務局)」を設置後、「哲学読本大全作成委員会(事務局)」に、事務を引き継いだ後、解散する。

5 その他
  「哲学読本大全作成委員会(事務局)」設置後、即座に、かつ円滑に、「哲学読本大全(全百巻)」の作成を進めて行く事が出来る様、準備事務局において、準備事務局独自の「哲学読本」を作成したり、委員候補者に委員候補者自身の「哲学読本」を作成して置いて貰ったりして置く事とする。
  



東京都内の大学の哲学科・哲学専修・哲学専攻・哲学コース等の連携による「哲学読本大全(全百巻)」作成要領


1 趣旨
  「哲学読本大全(全百巻)」とは、国民に関心のある百の哲学的テーマについて、それぞれの哲学的テーマごとに、古今東西の百人の偉大な哲学者の、百の哲学的名文(4000字程度)を集めて、編集する哲学読本の事です。
  「哲学読本大全(全百巻)」は、インターネット上で作成する事とし、WEB閲覧用の「哲学読本大全(全百巻)」とオンデマンド印刷製本用の「哲学読本大全(全百巻)」を作成する事とし、WEB閲覧用の「哲学読本大全(全百巻)」については、誰でも無料で閲覧する事が出来る事とし、オンデマンド印刷製本用の「哲学読本大全(全百巻)」については日本全国の小学校、中学校、高校、大学、中央公民館、公立図書館等において印刷製本して頂き、それぞれの施設の図書館、図書室等において、開架図書として備えて頂く事にします。
  この事に依って、誰でも、何時でも、何処に居ても、「哲学読本大全(全百巻)」を読む事が出来る事と成り、「哲学読本大全(全百巻)」が日本における最も基本的な哲学書と成り、「哲学読本大全(全百巻)」を基に、様々な場所や、様々な機会において、様々な哲学的教育や、様々な哲学的研究や、様々な哲学的学習や、様々な哲学的対話等が行われて行く事と成り、これらの連携により、日本における哲学の振興が図られて行く事に成ります。
  なお、「哲学読本大全(全百巻)」は、日本学術振興会の「科学研究助成事業(科学研究費補助金)基礎研究(S)」を活用して、東京都内の大学の哲学科・哲学専修・哲学専攻・哲学コース等の連携により作成する事とします。

2 東京都内の大学の哲学科・哲学専修・哲学専攻・哲学コース等について
  東京都内の大学の哲学科・哲学専修・哲学専攻・哲学コース等(以下「哲学科等」と言う)とは、大学の本部が東京都内に有り、哲学科、哲学専修、哲学専攻、哲学コース、哲学教室、哲学分野等を有している大学の事です。具体的には、別添「東京都内の大学の哲学科・哲学専修・哲学専攻・哲学コース・哲学教室・哲学分野等一覧表」の通りです。

3 哲学読本大全作成委員会の設置について
  東京都内の哲学科等の連携による哲学読本大全の作成を円滑に行う為、各大学の哲学科等の代表を委員とする哲学読本大全作成委員会を設置する事とします。
  なお、各大学の哲学科等の委員は、各大学の哲学科等の倫理学担当の先生に成って頂く事とします。
  
4 哲学読本大全作成委員会事務局の設置について
  哲学読本大全の作成を中心に成って進めて行く大学の哲学科等の研究室内に、哲学読本大全作成委員会事務局を設置する事とします。
    
5 「哲学読本大全(全百巻)」の作成方法について
  ① 哲学読本大全作成員会(事務局)において、百の哲学テーマと作成方針を決定する事とします。なお、哲学者は、著作権の保護期間を経過した哲学者(1969年以前に死亡した者、但し連合国であった国については、1958年以前に死亡した者)を対象とする事とします。
  ② 哲学読本大全作成委員会(事務局)は、各大学の委員に対して、「哲学読本」の作成及び提出を依頼する事とします。
  ③ 各大学の委員は、各大学の哲学科等の教員等に対して、百の哲学テーマに関する哲学的名著の中の哲学的名文の箇所をスキャナーで複写し、出典等を記入の上、PDFに変換した哲学的名文を、委員に送信するよう依頼する事とします。
  ④ 各大学の委員は、各大学の哲学科等の教員等から、PDFの哲学的名文の送信が有った時は、それらの哲学的名文をそのまま、哲学テーマ毎に纏めて、各大学のPDF版の「哲学読本」を作成し、哲学読本大全作成員会(事務局)に送信する事とします。
  ⑤ 哲学読本大全作成委員会(事務局)は、各大学の委員から、PDF版の「哲学読本」の送信があった時は、全ての哲学的名文の出典を確認し、著作権の保護期間ある哲学的名文について、各出版社と、著作権法第30条の3(検討過程における利用)及び同法第21条(複製権)並びに同法第23条(公衆送信権)の規定に関する協定書を締結する事とします。
  ⑥ 哲学読本大全作成委員会(事務局)は、各大学の委員から提出のあったPDF版の「哲学読本」に基づき、PDF版の「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」とインターネット版の「哲学読本大全(全百巻)」の原稿を作成する事とします。なお、PDF版の「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」とは、各大学の委員から送信のあったPDF版の「哲学読本」の中の全ての哲学的名文を、哲学テーマ毎に、PDFの形のままで整理した「哲学読本大全(全百巻)」を作成する為のPDFの原資料の事です。このPDF版の「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」については、CDに複製の上、協力を頂いた各大学の哲学科等の教員に対して、無償で配布する事とします。
  ⑦ 哲学読本大全作成委員会(事務局)は、「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」及び「哲学読本大全(全百巻)」の原稿が完成した時は、各委員に提示して、承認を受ける事とします。
  ⑧ 哲学読本大全作成委員会(事務局)は、「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」及び「哲学読本大全(全百巻)」の原稿について、各委員の承認を受けた時は、著作権の保護期間のある哲学的名文については、各出版社と締結した協定書に基づき、各出版社に、複製権及び公衆送信権の利用許諾に関する利用料を支払う事とします。
  ⑨ 哲学読本大全作成委員会(事務局)は、各出版社に複製権及び公衆送信権の利用許諾に関する利用料を支払った後、「哲学読本大全(全百巻)」を、インターネット上で無料公開すると共に、「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」のCD複製を、協力を頂いた各大学の哲学科等の教員に対して、無償で配布する事とします。

6 哲学読本大全作成委員会事務局内哲学読本大全編集室について
  哲学読本大全作成委員会事務局内に、哲学読本大全編集室(以下「編集室」と言う)を設置する事とします。
  対外的には、哲学読本大全作成委員会(事務局)の名において行う事に成りますが、具体的な哲学読本大全の作成作業は、編集室において行う事に成ります。
  なお、編集室の編集員は、哲学科等の有る大学の学生、院生等から広く募集する事とします。
  編集室で具体的な編集作業を経験した編集員(学生、院生等)が、その後、「哲学読本大全利活用サークル」や「哲学読本大全利活用NPO法人」を設置して行く事に成ります。

7 哲学読本大全利活用サークルについて
  哲学読本大全利活用サークルとは、哲学読本大全を基に、様々な哲学的対話や様々な哲学的研究を行うサークルの事です。
  この哲学読本大全利活用サークル(以下「サークル」と言う事にします)を、日本全国の大学、中央公民館、高校等に設置して行く事に成ります。
  なお、サークルにおいては、主に、次の三つの事を行います。
  一番目が、哲学読本大全に基づく哲学的対話です。
  二番目が、哲学エッセイ集の作成です。
  三番目が、新たな哲学読本の作成です。

  一番目の哲学読本大全に基づく哲学的対話ですが、この哲学的対話については、二つの哲学的対話が有ります。
  一つは、サークル会員同士で行う哲学対話であり、もう一つは、サークルを自由に訪れた者とサークル会員が行う哲学的対話です。

  サークル会員同士の哲学的対話については、それぞれのサークルの会員同志で、哲学読本大全に基づき、様々なテーマについて、様々な哲学的対話を行って行く事に成ります。
  また、それぞれのサークルを超えて、他のサークルの会員とも、哲学読本大全に基づき、様々な哲学テーマについて、様々な哲学的対話を行って行く事に成ります。
  これらの様々な哲学的対話に依って、サークル会員の哲学的成熟度が、高まって行く事に成ります。

  もう一つの、サークルを自由に訪れた者と、サークル会員との哲学的対話ですが、サークルは、定例のサークルを、定例の日時に、定例の場所で開催する事に成ります。
  例えば、大学のサークルであれば、定例のサークルを、大学図書館等の研修室等を利用して、毎週金曜日の午後3時から午後7時まで、中央公民館のサークルであれば、定例のサークルを、中央公民館の研修室を利用して、毎週土曜日の午後1時から午後5時までと言う風に開催する事に成りますが、定例のサークル開催時間中で有れば、誰でも自由にサークルに入場して、サークル会員と、哲学読本大全に基づき、一対一の、哲学的対話を楽しむ事が出来る事と成っています。
  このサークル会員との哲学読本大全に基づく、一対一の、全人格的な哲学的対話に依って、サークルを始めて訪れた者が、哲学に目覚めて、新たなサークル会員に成って、新たなサークル活動を展開して行く事に成ります。
  なお、サークルでの哲学的対話においては、それぞれの哲学テーマ(例えば「幸福」)について、哲学読本大全に基づいて、古今東西の百人の偉大な哲学者の、最も代表的な百の哲学的名文を読んだ上で、哲学的対話を行う事に成るので、哲学の初心者でも、実りの多い哲学的な対話が行われる事に成るのです。

  また、サークルにおいては、悩める人にも、広く門戸を開放する事とします。
  悩める人が、サークル会員と一緒に成って、哲学読本大全に基づき、悩み等に関する古今東西の百人の哲学者の最も代表的な百の哲学的名文を読んだ上で、サークル会員と一対一で、悩みに関する全人格的な対話を行って行く事に成るので、その悩める人も、悩みの本質を理解する事に成ります。
  そして、その後の、サークル会員との哲学読本大全に基づく、様々な哲学テーマについての、様々な哲学的対話に依って、哲学に目覚めて行く事に成り、その悩める人が、新たなサークル会員と成って、新たな悩める人との哲学的対話を行って行く事にも成るのです。

  なお、現在の日本においては、全人格的な、一対一の哲学的対話を行う場所は、皆無と言って良いと思います。
  サークルは、その様な哲学的対話を行える場所を、全ての国民に、無料で、提供する事に成ります。

  次に、二番目の哲学エッセイ集の作成ですが、サークル会員は、哲学読本大全等に基づく哲学研究や、哲学読本大全に基づく哲学的対話に依って、様々な哲学テーマについての本質を理解して行く事に成りますが、サークル会員は、それらを、哲学テーマ毎にエッセイに纏めて、サークルに提出する事とし、サークルにおいては、それらのエッセイを、哲学テーマ毎に纏めて、哲学エッセイ集を作り、サークルでの哲学的対話に供して行く事に成ります。
  サークルでの哲学的対話は、哲学読本大全に加えて、サークル会員が作った哲学エッセイ集も参考にして進めて行く事に成るので、より活発な哲学的対話が行われて行く事に成ります。
  なお、「哲学読本大全利活用NPO法人」の体制が整って来たら、全国のサークルのエッセイ集を集約し、それぞれの哲学テーマ毎に纏めて、全国版の哲学エッセイ集を作成し、「哲学読本大全利活用NPO法人」のWEB上で、公開して行く事に成ります。

  次に、三番目の新たな哲学読本の作成ですが、サークルでも独自に哲学読本を作成して行く事に成ります。
  このサークル独自での哲学読本の作成が有るからこそ、サークルは永続的に存続して行く事に成るのです。
  何故なら、智慧の探求には限りが無いからです。
  なお、サークル独自で作成する哲学読本についても、著作権法上の手続きを経た上で、作成する事に成ります

8 哲学読本大全利活用NPO法人について
  哲学読本大全利活用NPO法人とは、哲学読本大全の利活用を行うNPO法人の事です。
  哲学読本大全利活用NPO法人(以下「NPO法人」と言う事にします)は、哲学読本大全編集室で、「哲学読本大全(全百巻)」の編集作業に従事した編集員等が中心に成って、設置する事に成ります。
  なお、NPO法人は、「哲学読本大全(全百巻)」完成後、哲学読本大全作成委員会から「哲学読本大全(全百巻)」に関する管理権限の移管を受け、移管後は、NPO法人が「哲学読本大全(全百巻)」を管理して行く事に成ります。
  移管後、哲学読本大全作成委員会は、解散する事に成ります。
  また、移管後は、NPO法人が中心に成って、日本全国の大学、中央公民館、高校等に哲学読本大全利活用サークルを展開して行く事に成ります。

  日本全国の大学、中央公民館、高校等への哲学読本大全利活用サークルの展開は、次の様の経緯を経て、行われる事に成ります。
  先ずは、哲学読本大全編集室で「哲学読本大全(全百巻)」の編集作業に従事した編集員等(学生、院生等)が中心に成ってNPO法人を設置し、それぞれの所属する大学に、サークルを設置する事に成ります。
  NPO法人が、充実して来たら、次には、東京都内のその他の大学に、サークルを設置して行く事に成ります
  NPO法人が、更に充実して来たら、次には、東京都内の中央公民館に、サークルを設置して行く事に成ります。
  NPO法人が、更に、更に、充実して来たら、次には、東京都内の高校に、サークルを設置して行く事に成ります。
  以上の様な経過を経る事に依って、東京都内の大学、中央公民館、高校等に、サークルが設置されて行く事に成ります。
  以上の様な東京都モデルが完成する事に依って、当該東京都モデルが、関東圏(神奈川県、埼玉県、千葉県等々)、関西圏(大阪府、京都府、兵庫県等々)、中部圏(愛知県等々)に広がって行き、その結果として、最終的には、日本全国の大学、中央公民館、高校等に、サークルが設置されて行く事に成ります。
  なお、NPO法人の会員は、全員、無報酬のボランティアとします。
  
9 日本学術振興会の「科学研究助成事業(科学研究費補助金)基礎研究(S)」の活用について
  「哲学読本大全(全百巻)」の作成については、日本学術振興会の「科学研究助成事業(科学研究費補助金)基礎研究(S)」を活用する事に成ります。
  研究題目は、「哲学読本大全(全百巻)の作成及び哲学読本大全(全百巻)の利活用方法並び「哲学読本大全(全百巻)」の利活用が社会に及ぼす影響等に関する研究について」と言った事に成ります
  なお、補助金の申請は、哲学読本大全作成委員会事務局を設置する大学の哲学科等に所属する教員の共同研究として、申請する事に成ります。

10 翻訳図書の著作権法(複製権等)の整理について
  哲学読本大全については、著作権の保護期間の経過した哲学者を対象としますが、国外の哲学的名著の翻訳図書や日本の近世以前の哲学的名著の翻訳図書については、翻訳者の著作権の問題が残ります。
  翻訳図書の著作権の問題については、主に、著作権法の第35条(学校その他の教育機関における複製等)、第79条(出版権の設定)、第35条(検討過程における利用)、第23条(公衆送信権等)、第20条(複製権)が関係して来ますが、これらについては、次の通り整理する事とします。

① 著作権法第35条(学校その他教育機関における複製等)について
  各大学の哲学科等の委員が、各大学の哲学科等の教員等に対して、百の哲学テーマについて、哲学的名著の中の哲学的名文の箇所をスキャナーでスキャンし、出典等を記入の上、当該哲学的名文をPDFに変換の上、提出するよう依頼し、各大学の哲学科等の委員が、各大学の哲学科等の教員等から提出にあったPDFの哲学的名文を、そのまま、哲学テーマ毎に纏めて、各大学の哲学科等のPDF版の哲学読本を作成する事に成りますが、この各大学の哲学科等で作成するPDF版の哲学読本については、各大学の哲学科等の教員が、手持ち用の授業用教材として、限定的に使用する限りにおいては、著作権法第35条(学校その他の教育機関における複製等)の規定により、著作権者から複製権等の許諾を受ける必要は有りませんので、著作権法上の特段の手続きは行わない事に成ります。

② 著作権法第79条(出版権の設定)について
  翻訳図書の複製権等については、出版権の設定により、出版社が、翻訳者から複製権等を買い取っているか、もしくは、複製権等の許諾について、翻訳者から委任を受けているので、複製権等の許諾の協議については、出版社と行う事に成ります。

③ 著作権法第32条の3(検討過程における利用)について
  各大学の哲学科等の委員から提出のあった哲学読本に基づいて、哲学読本大全作成委員会事務局において、「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」及び「哲学読本大全(全百巻)」の原稿を作成して行く事に成りますが、各大学の哲学科等の委員から「哲学読本」の提出が有った時、哲学読本大全作成委員会事務局において、哲学的名文の全ての出典を確認の上、各出版社と著作権法第32条の3の「検討過程における利用」及び同法21条の「複製権」並びに同法23条の「公衆送信権」の利用に関する協定書を締結する事に成ります。
  
④ 著作権法第23条(公衆送信権等)について
  「哲学読本大全(全百巻)」が完成した時には、各出版社と締結した協定書に基づき、著作権法第23条(公衆送信権等)の処理を行った上で、「哲学読本大全(全百巻)」をインターネット上で、無料で、公開する事に成ります。

⑤ 著作権法第20条(複製権)について
  「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」が完成した時には、各出版社と締結した協定書に基づき、著作権法第20条(複製権)の処理を行った上で、「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」のCD複製を作成して、「哲学読本大全(全百巻)」の作成に協力を頂いた、各大学の哲学科等の教員に、無償で、配布する事に成ります。なお、当該CDの再複製は、禁止する事とします。

④ 著作権法第23条(公衆送信権等)及び著作権法第20条(複製権)に関する利用料について 
  著作権法第23条(公衆送信権等)及び著作権法第20条(複製権)の利用許諾に関する利用料については、 日本学術振興会の「科学研究助成事業(科学研究費補助金)基礎研究(S)」の補助金2億円の範囲内で、協定書に基づき、支払って行く事に成ります。

11 哲学読本大全(全百巻)の利活用が社会に及ぼす影響について
  「哲学読本大全(全百巻)」の完成に依って、誰でも、何時でも、何処に居ても、「哲学読本大全(全百巻)」を読む事が出来る事と成り、「哲学読本大全(全百巻)」が日本における最も基本的な哲学書となり、「哲学読本大全(全百巻)」を基に、様々な場所や、様々な機会において、様々な哲学的教育や、様々な哲学的学習や、様々な哲学的研究や、様々な哲学的対話等を行われて行く事に成ります。
  また、「哲学読本大全利活用NPO法人」の支援により、日本全国の大学、中央公民館、高校等において、哲学読本大全利活用サークルが設置される事と成り、日本全国の大学、中央公民館、高校等においては、「哲学読本大全(全百巻)」を基に、更に深い、哲学的対話や哲学的研究が展開されて行く事に成ります。
  これらの連携に依って、日本は哲学的に成熟した国に成って行く事に成ります。

  現在の哲学先進国は、フランスです。
  何故なら、フランスにおいては、リセ(高校)の3年で、哲学の授業が有り、バカロレア(高校卒業資格及び大学入学資格試験)で、哲学の試験が有るからです。
  フランスの高校卒業生は、哲学の洗礼を受けている事に成ります。
  因みに、過去のバカロレアの哲学の試験問題を掲載すると、下記の通りと成ります。
  現在の日本の高校卒業時の三年生で、この哲学の試験問題に答える事の出来る人が、どれ程居る事でしょう。
  また、大学を卒業した大人の中で、この哲学の試験問題に、十分に答える事が出来る人が、どれ程居る事でしょう。
  現在の日本人と、現在のフランス人では、哲学的成熟度に、それ程の差が有るのです。

  しかし、哲学読本大全(全百巻)に基づき、様々な場所や、様々な機会において、様々な哲学的教育や、様々な哲学的学習や、様々な哲学的研究や、様々な哲学的対話や、また哲学読本大全利活用サークルが、日本全国の大学や公民館や高校に展開されて行く事に依って、多くの日本人が、少なくとも、哲学読本大全利活用サークルで学ぶ者は、下記のバカロレアの試験問題において、満点を取る事が出来る様に成るのです。
  何故なら、哲学読本大全利活用サークルにおいては、下記の様な哲学的概念を学び、そして、その様な哲学的概念を、自分の物にしようと日々努力しているから、その様な思いを、そのままに書けば、満点を取る事が出来る事に成るのです。
  哲学読本大全利活用サークルが充実すればするほど、日本における哲学的成熟度が高まって行く事に成ります。
  そして、最終的にはフランスをも超えて、日本が、世界で一番の哲学先進国に成って行く事に成るのです。

  なお、哲学読本大全利活用サークルの展開については、先ずは、哲学的環境の整っている東京都から始める事にします。
  東京都モデルの完成に依って、東京都モデルが、関東圏(神奈川県、埼玉県、千葉県等々)、関西圏(大阪府、京都府、兵庫県等々)、中部圏(愛知県)に広がって行き、最終的には、日本全国の大学、中央公民館、高校等に、哲学読本大全利活用サークルが設置されて行く事に成ります。
  日本全国の大学、中央公民館、高校等に、哲学読本大全利活用サークルが設置される事に依って、日本は、哲学的に成熟した国へ向かう事に成り、最終的は、フランスをも超えて、世界一の哲学先進国と成って行く事に成るのです。
     記
(2014年の人文系の哲学の試験問題)
 問題1 「芸術作品は我々の知覚を鍛えるのか?」
 問題2 「幸せになるために何でもすべきか? 」
 問題3 「次の文章について説明しなさい」
     (カール・ポパーの「客観的知識」の抜粋)

(2015年の人文系の哲学の試験問題)
 問題1 「あらゆる生物を尊重することは、倫理的な義務であるか?」
 問題2 「人は自らの過去の所産なのか?」
 問題3 「次の文章について説明しなさい」
     (トクヴィル「アメリカのデモクラシー」の抜粋)
 
(2016年の人文系の哲学の試験問題)
 問題1 「道徳的信条は経験に基づくのか?」
 問題2 「欲望は本来際限がないのか?」
 問題3 「次の文章について説明しなさい」
     (ハンナ・アレントの「真実と政治」の抜粋)

(2017年の人文系の哲学の試験問題)
 問題1 「認識するには観察するだけで十分なのか?」
 問題2 「自分にする権利があることはすべて正当なのか?」
 問題3 「次の文章について説明しなさい」
     (ルソーの「人間不平等起源論」の抜粋)
  
(2018年の人文系の哲学の試験問題)
 問題1 「文化は我々をより人間的にするか?」
 問題2 「真実を放棄することは可能なのか?」
 問題3 「次の文章について説明しなさい」
     (ショーペンハウアーの「意志と表象としての世界」の抜粋)
 
(2019年の人文系の哲学の試験問)
 問題1 「時間から逃れることはできるか?」
 問題2 「芸術作品を説明することが何の役に立つのか?」
 問題3 「次の文章について説明しなさい。
     (ヘーゲルの「法の哲学」の抜粋)
 
(2010年の理系の哲学の試験問題:幸福に関する試験問題)
     「幸福であることは我々次第なのか?」
(2006年の経済社会系の哲学の試験問題:幸福に関する試験問題)
     「真理よりもむしろ幸福を選ぶべきか?」


【別紙1】
東京都内の大学の哲学科・哲学専修・哲学専攻・哲学コース・哲学教室・哲学分野等一覧

大学名  学部名  学科名   哲学科・哲学専修等名  所在地

東京大学 文学部 人文学科(思想文化学科)  哲学専修課程 、中国思想文化学専修課程 、インド哲学仏教学専修課程、 倫理学専修課程、 宗教学宗教史学専修課程、 美学芸術学専修課程 、イスラム学専修課程、 文京区

慶応義塾大学 文学部 人文社会学科(哲学系) 哲学専攻、倫理学専攻、 美学美術史学専攻、港区

早稲田大学 文学部  哲学コース、 東洋哲学コース、新宿区

東洋大学 文学部   哲学科、 東洋思想文化学科、文京区

上智大学 文学部   哲学科、 千代田区

法政大学 文学部   哲学科、 千代田区

立正大学 文学部   哲学科、 品川区

國學院大學 文学部  哲学科、 渋谷区

学習院大学 文学部  哲学科、 豊島区

専修大学 文学部   哲学科、 ※川崎市

日本大学 文理学部  哲学科、 世田谷区

大正大学 文学部   人文学科、 哲学・宗教文化コース、 豊島区

東京都立大学 人文社会学部  人文学科、 哲学教室、 八王子市

東京女子大学 現代教養学部  人文学科、 哲学専攻 杉並区

お茶の水女子大学 文教育学部 人文科学科、 哲学・倫理学・美術史コース 文京区

中央大学 文学部 人文社会学科、 哲学専攻、 八王子市

明治大学 文学部 心理社会学科、 哲学専攻、 千代田区

国際基督教大学 教養学部 アーツ・サイエンス学科、 哲学・宗教学メジャー、 三鷹市

東京学芸大学 教育学部 学校教育系社会選修、 哲学倫理分野、 小金井市

※当該一覧表は、東京都内に大学の本部があり、哲学科、哲学専修、哲学専攻、哲学コー、ス、哲学教室、哲学分野等を有する大学を対象としています。


【別紙2】
哲学読本大全の哲学的テーマについて(例示)

哲学について、 宗教について、 道徳について
心について、 精神について、 肉体について
理性について、 感情について、 言葉について
真理について、 善について、 美について
読書について、 思索について、 作文について
対話について、 瞑想について、 悟りについて
無心について、 喜びについて、 至福について
形而上学について、 論理学について、 神秘主義について
神について、 仏について、 霊について
天国について、 祈りについて。 信仰について
回心について、 存在について、 知識について
意識について、 認識について、 経験について
観念について、 直感について、 普遍について
理想について、 創造について、 芸術について
文化について、 文学について、 音楽について
意志について、 行為について、 徳について
智慧について、 愛について、 勇気について
忍耐について、 正義について、 中庸について
習慣について、 自分について、 自由について
自信について、 人間について、 人格について
人生について、 死について、 老いについて
命について、 性について、 青春について
友情について、 恋愛について、 結婚について
家庭について、 生活について、 政治について
経済について、 社会について、 法について
国家について、 大衆について、 時代について
歴史について、 世界について、 自然について
科学について、 教育について、 時間について
思想について、 学びについて、 仕事について
不安について、 悩みについて、 孤独について
怒りについて、 エゴについて、 無意識について
欲望について、 快楽について、 希望について
平安について、 良心について、 幸福について
聖人君子について
※それぞれの哲学テーマについては、なるべく多くの同義語、類語を対象とする事とす。例:智慧=英知、良知、般若等々。


【別紙3】
哲学読本大全の哲学者について(例示)

西洋
○聖書
  ダビデ、ソロモン、イザヤ、エレミヤ、エゼキエル、ダニエル、イエス、ヨハネ、パウロ、ルカ
○古代   
  プラトン、クセノポン、アリストテレス、エピクロス、キケロ、ルクレティウス、フィロン、セネカ、プルタルコス、エピクテトス、マルクス・アウレリウス、プロティヌス、プロクロス、ディオゲネス、ポエティウス、ホメロス、ヘーシオドス
○中世(教父を含む)
  ユスティノス、エイレナイオス、クレメンス、オリゲネス、エウセビオス、アタナシオス、グレゴリオス、バシレイオス、エウァグリオス、テオドレトス、マクシモス(以上ギリシア教父)、テルトゥリアヌス、アンブロジウス、ヒエロニムス、アウグスティヌス、ベネディクトゥス(以上ラテン教父)、パラマス、アンセルムス、アベラール、トマス・ア・ケンピス、トマス・アクィナス、ボナヴェントゥラ、オッカム、エックハルト、ゾイゼ、タウラー、ベーメ、ヒルデガルト、クザーヌス、ダンテ
○イギリス
   トマス・モア、ベーコン、ホッブス、ロック、バークリー、ヒューム、オウエン、アダム・スミス、ベンサム、ギボン、ミル、スペンサー、フレイザー、ミュラー、バーナード・ショー、ホワイトヘッド、ウィトゲンシュタイン、シャークスピア、ミルトン、バニヤン、ブレイク、ワーズワース
○フランス
  カルヴァン、モンテーニュ、デカルト、ロシュフコー、パスカル、マルブランシュ、モンテスキュー、ヴォルテール、ルソー、ディドロ、コンディヤック、ヴォーヴナルグ、ダランベール、サン=シモン、ビラン、フーリエ、コント、プルードン、ラヴェッソン、デュルケーム、ベルクソン、アラン、ヴァレリー、シモーヌ・ヴェイユ、テイヤール、スタンダール、アナトール・フランス、ロマン・ロラン、プルースト
○ドイツ・オーストリア・スイス
  ルター、パラケルスス、ライプニッツ、バウムガルテン、カント、ヴィンケルマン、レッシング、ヘルダー、ペスタロッチ、クニッゲ、フィヒテ、ランケ、シュライアマハー、ヘーゲル、シュレーゲル、シェリング、フレーベル、ショーペンハウアー、フォイエルバッハ、マルクス、エンゲルス、ディルタイ、ブレンターノ、エルンスト・マッハ、ニーチェ、フレーゲ、フロイト、ジンメル、フッサール、シュタイナー、ヴェーバー、トレルチ、オットー、アドラー、バルト、シェーラー、カッシーラー、シュヴァイツァー、ユング、ソシュール、ブーバー、シュペングラー、ヒルティ、ベンヤミン、マンハイム、シレジウス、ゲーテ、シラー、ハイネ、ヘッセ
○オランダ
  エラスムス、スピノザ
○デンマーク
  キェルケゴール、イェスペルセン、アンデルセン
○スウェーデン
  スヴェーデンボリ
○イタリア
  ヴァッラ、ミランドラ、フィチーノ、マキャヴェッリ、ブルーノ、カンパネッラ、ヴィーコ、クローチェ
○スペイン
  イグナチオ・デ・ロヨラ、アビラのテレサ、グラシアン、オルテガ、ウナムーノ
○ロシア
  レーニン、シェストフ、ベルジャーエフ、トルストイ、ドストエフスキー
○アメリカ
  エマーソン、ソロー、ジェームス、パース、デューイ、ミード・カーネギー、フランクリン、マーク・トウェイン、アンドリュー・カーネギー

東洋
○中東
  「死者の書(古代エジプト)」、「アヴェスター」、「ギルガメシュ叙事詩」、「ヘルメス文書」、ムハンマド、キンディー、ファーラービー、スィーナー、ガザーリー、ルシュド、アラビー、ルーミー
○インド
  「ヴェーダ」、「ウパニシャッド」、「バガヴァッド・ギーター」、「マヌ法典」、シャンカラ、カビール、ラーマ・クリシュナ、タゴール、ガンディー、ゴーシュ、ヴィヴェーカーナンダ
○中国
  「書経」、「詩経」、「易経」、「礼記」、「春秋」、孔子、老子、孫子、曾子、墨子、孟子、荀子、荘子、列子、韓非子、司馬遷、劉安、王充、朱熹、呂坤、王陽明、洪自誠、孫文、魯迅
○インド仏教
   各種「経典」、釈迦、馬鳴、龍樹、無著、世親、月称、法称
○中国仏教
  曇鸞、達磨、智顗、玄奘三蔵、善導、法蔵、臨済義玄

日本
○古代
  「古事記」、「日本書紀」、聖徳太子、空海、最澄、源信、景戒、菅原道真、清少納言
○中世
  法然、栄西、鴨長明、明恵、親鸞、唯円、道元、懐奘、叡尊、日蓮、一遍、夢窓疎石、無住、吉田兼好、世阿弥、蓮如、西行、一休
○近世
  藤原惺窩、沢庵宗彭、林羅山、宮本武蔵、隠元隆琦、中江藤樹、熊沢蕃山、山崎闇斎、山鹿素行、伊藤仁斎、貝原益軒、契沖、新井白石、山本常朝、荻生徂徠、荷田春満、石田梅岩、賀茂真淵、安藤昌益、富永仲基、三浦梅園、本居宣長、杉田玄白、司馬江漢、山片蟠桃、海保青陵、佐藤一斎、平田篤胤、頼山陽、二宮尊徳、大原幽学、渡辺崋山、大塩平八郎、高野長英、藤田東湖、横井小楠、佐久間象山、西郷隆盛、橋本左内、吉田松陰、勝海舟、松尾芭蕉、良寛、黒住宗忠、中山みき、金光大神
○近現代
  西周、福澤諭吉、加藤弘之、大隈重信、渋沢栄一、新島襄、中江兆民、陸羯南、井上円了、三宅雪嶺、内村鑑三、新渡戸稲造、岡倉天心、清沢満之、徳富蘇峰、内藤湖南、高楠順次郎、木下尚江、鈴木大拙、西田幾多郎、幸徳秋水、森田正馬、新村出、寺田寅彦、宇井伯寿、柳田國男、田邊元、中村天風、波多野精一、幸徳秋水、河上肇、山川均、大杉栄、高橋里美、大川周明、折口信夫、三木清、小泉信三、九鬼周造、和辻哲郎、柳宗悦、戸坂潤、亀井勝一郎、森鴎外、夏目漱石、幸田露伴、正岡子規、北村透谷、有島武郎、下村湖人

※1 哲学者については、著作権保護期間の過ぎた哲学者を対象とします(1969年以前に死亡した哲学者を対象としますが、連合国であった国については、1958年以前に死亡した哲学者と対象とします)。
※2 哲学者については、日本語で出版された哲学書の哲学者を対象とします。
※3 宗教家についても、哲学者の対象とします。
※4 聖書、経典についても、哲学書の対象とします。
※5 文学者等についても、哲学的エッセイ、哲学的詩集、哲学的自叙伝等を著している者については、哲学者の対象とします(ダンテ「新生」、バニヤン「天路歴程」、シレジウス「瞑想詩集」、ゲーテ「箴言と省察」、シラー「美学」、スタンダール「恋愛論」、トルストイ「人生論」、マーク・トウェイン「人間とは」、フランクリン「自叙伝」、森鴎外「知恵袋」、夏目漱石「文芸の哲学的基礎」、正岡子規「病狀六尺」、幸田露伴「努力論」、有島武郎「惜しみなく愛は奪ふ」等々)。


【別紙4】
「哲学読本大全」の哲学的名文について(例示) ※1 

哲学読本大全 第一巻(哲学の巻) ※2 

第〇章 デカルト・・・・・「哲学の原理について」 ※3 

 私が序文を書くとしたなら、先ず第一に、哲学とはなんであるかを明らかにしようとして、次のような周知のことがらからはじめたでありましょう。すなわち「哲学」という語が知恵の探求を意味すること。知恵とはたんに実生活における分別をさすばかりでなく、人間の知りうるあらゆることについての完全な知識—―自分の生活の指導のためにも、健康の保持やあらゆる技術の発明のためにも役立つような知識—―をもさすこと。この知識がこれらの目的に役立つものであるためには、それが第一原因から導きだされることが必要であり、したがってこういう知識の獲得に努める—―これが本来、哲学すると名づけられることです—―ためには、そのような第一原因の、すなわち原理の、探求ということからはじめなくてはならないこと、これらの原理が二つの条件をそなえなければならないこと。その一つは、それらがきわめて明晰できわめて明証的であって、人間精神がそれらを注意深く考察しようと心がけるかぎり、その真理性を疑えないほどであるということ。もう一つは、他の事物の認識がそれらの原理に依存しており、したがって、原理のほうは他の事物をまたずに知られうるが、逆に、他の事物のほうは原理なくしては知られないということ。つづいて、それら原理から、それに依存する事物の認識を演繹するに努めることになるわけですが、それはこの演繹の全過程のうちに、きわめて明白なもの以外の何ものもない、というふうにすすめられねばならぬこと。 
 実際、完全な知恵をそなえているのは、すなわちすべての事物についてあますところのない知恵をもっているのは、ひとり神のみでありますが、しかしながら人間とても、きわめて重要な真理について、あるいは多くあるいは少なく、知識をもっているに応じて、そのぶんだけは知恵をそなえているといわれることができるのです。その点はすべての学者が一致して承認するこころであると信じます。 
 次いで私は、この哲学の効用についてこう考慮を促し、次のことを示したでありましょう。すなわち、(哲学は人間精神の知りうるあらゆる事がらにわたるものであるから)われわれを未開で野蛮な人種から区別するのは哲学のみであり、それぞれの民族は、そこに属する人々が哲学することにひいでていればいるほど、それだけ開花し洗練されていること、したがってまた、真の哲学者をかかえていることが一国の手に入れうる最大の幸福であること、これらのことを信ずべきであるということ。なおまた、一私人の場合をいえば、この研究にたずさわっている人々と交わるだけでも有益であるが、みずからのこの研究にたずさわることは、それとは比較にならぬほどすばらしいことであること。あたかも、自分の目を用いて歩みを進め、わが目で色や光の美しさを楽しむほうが、目を閉じて他人の導きに従うよりは、疑いもなく、ずっとまさっているようなものです。もっとも他人の導きに従うのも、目を閉じたまま自分一人で歩こうとするより、まだしもましではありますが。 
 ところで、哲学することなして生きてゆこうとするのは、まさしく、目を閉じて決して開こうとしないのと同じことです。しかも、われわれの肉眼にうつしだされるすべての事物を見る喜びは、哲学によって見いだされる事物の認識が与えてくれる満足とは、比較にならず小さなものです。そして最後に、この研究は、われわれの行動を律してこの世の生においてわれらを導くために、われわれの目の使用がわれわれの歩みを進めるために必要であるよりも、はるかに必要なものなのです。 
 理性をもたぬ動物は、自分の身体さえ保存すればよいわけですから、たえず身体の養いとなるものをさがすことをかかりきっています。しかし人間は、精神を主要な部分とするのですから、精神の真の糧である知恵を求めることを主たる関心事とすべきでありましょう。そして、実際、もしもこの仕事において成功をおさめる見通しがつき、自分にもどれほど多くのことがやれるかがわかりさえするなら、少なからぬ人々がそれに取り組んでくれるにちがいない、と私は確信しております。どんなに卑しい心でも、まったく感覚の対象のとりこになっているわけではなくて、ときにはそれから離れ、ほかのもっと大きな善を望むものなのです(たとえこの大きな善が何に存するかを知らない場合が多いにしても)。たいそう運にめぐまれて、健康や名誉や富を十分すぎるほどもっている人々も、そういう欲求をおぼえずにいられない点では、他の人々とちがいがありません。むしろ反対に、そのような人々こそ、現に所有しているすべての善とは別個の、もっと高い善を、極めて熱烈に渇望するものだ、と私は信じます。ところでこの最高の善というのは、信仰の光の助力なしに自然的な理性によって考察するかぎり、第一原因による真理の認識、すなわち知恵にほかならず、これの探求が哲学なのであります。 ※4

出典:デカルト「哲学の原理」、井上庄七・水野和久訳   
   中央公論社「世界の名著 第22巻 デカルト」
   昭和44年8月15日初版印刷 昭和44年8月25日初版発行 ※5

※1 哲学的名文の文字数は、原則として4000字以内とします。
※2 「哲学読本大全」は、第一巻から第百巻までとし、それぞれの巻については、「哲学の巻」、「道徳の巻」、「智慧の巻」、「愛の巻」、「勇気の巻」と言う風に、それぞれの巻の哲学テーマを副題として記す事とします。
※3 それぞれの巻の章は、第一章から第百章までとし、それぞれの章に、それぞれの哲学者名とその哲学的名文の標題を記す事とします。なお、それぞれの哲学的名文の標題は、編集者が付す事に成ります。
※4 それぞれの章に、一人の哲学者の一つの哲学的名文を掲載する事としますが、「論語」の様に短い文章の集まって出来た文章については、数個の哲学的名文を掲載する事も可とします。
※5 出典については、哲学者名、哲学書名、翻訳者名、出版社名、出版図書名、印刷年月日、発行年月日等を記載する事とします。



哲学読本大全(全百巻)作成予算書(例示)

収入
 補助金 200,000,000
  日本学術振興会科学研究助成事業(科学研究費補助金)基礎研究(S)
 合計 200,000,000

支出
 公衆送信権等利用料 175,000,000
  哲学読本大全(全百巻)をインターネット上で公開する為の永久的な利用料、
  17,500円×100哲学的名文×100巻=175,000,000円
 複製権利用料 15,000,000
  哲学読本大全(全百巻)作成原資料のCD複製を作成し、協力を頂いた哲学科等の教員に配布する為の永久的な利用料
  300円×50,000哲学的名文=15,000,000円
 事務局費 10,000,000
  ワークステーション購入費
  高精度OCRソフト購入費
  ホームページ作成委託費
  事務局(編集室)専従職員賃金
  学会発表旅費
  その他物品費等
 合計 200,000,000


哲学的名文掲載数による出版社に支払う公衆送信権等及び複製権利用料の額について(例示)

本文掲載数    原資料掲載数   送信権利用料  複製権利用料  合計
1000哲学的名文 5000哲学的名文   17,500,000円  1,500,000円  19,000,000円
100哲学的名文   500哲学的名文    1,750,000円    150,000円   1,900,000円
10哲学的名文    50哲学的名文      175,000円    15,000円    190,000円
1哲学的名文     5哲学的名文      17,500円    1,500円    19,000円
0哲学的名文     5哲学的名文          0円   15,000円    15,000円
0哲学的名文     1哲学的名文          0円    3,000円    3,000円
※1 哲学読本大全(全百巻)の公衆送信権等利用料は、1哲学的名文につき17,500円。
※2 哲学読本大全(全百巻)作成原資料の複製権利用料は、1哲学的名文につき300円。
※3 哲学読本大全(全百巻)に掲載されず、哲学読本大全(全百巻)作成原資料にのみ掲載される場合は、1哲学的名文につき3000円とする。



哲学読本大全(全百巻)作成委員会設置要領

1 委員会の設置について
  東京都内の大学の哲学科、哲学専攻、哲学専修、哲学コース、哲学教室、哲学分野等(以下「哲学科等」と言う)の連携による「哲学読本大全(全百巻)」及び「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」の作成を円滑に行う為に、各大学の哲学科等の代表を委員とする「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」(以下「委員会」と言う)を設置する。

2 委員会の委員及び委員長の選任について
  委員会の委員は、各大学の哲学科等の倫理学担当の先生に成って頂く事とし、別紙名簿の通りとする。
  委員会の委員長は、委員会事務局を設置する大学の哲学科等の代表の先生に成って頂く事とする。

3 委員会の委員の任務について
  委員会の委員の任務は、次の通りとする。
  ① 委員会事務局からの依頼に基づく、各大学の哲学科等のPDFの「哲学読本」の作成及び当該「哲学読本」の委員会事務局への提出
  ② 委員会事務局からの依頼に基づく、各大学の学生、院生等に対する、委員会事務局哲学読本大全編集室編集員募集案内の広報
  ③ 委員会事務局からの依頼に基づく、「哲学読本大全(全百巻)」及び「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」の原稿の承認
 
4 委員会の会議について
  委員会の会議は、行わない。
  委員会の処理は、委員会事務局と各委員との往復文書で処理する。
  打ち合わせ等が必要な場合は、ズーム等で処理する。

5 委員会事務局の設置について
  委員会に、事務局を設置する。
  事務局は、「哲学読本大全(全百巻)」及び「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」の原稿作成を中心に成って進める大学の哲学科等に置く。
  事務局は、哲学科等の教員1名と哲学科等の職員で構成する。
  事務局長には、哲学科等の教員1名を充てる。
  事務局長は、委員を兼ねる。
    
6 委員会事務局 哲学読本大全編集室の設置について
  委員会事務局に、哲学読本大全編集室を設置する。
  哲学読本大全編集室編集員は、各大学の哲学科等の学生、院生等から広く募集する。
  哲学読本大全編集室において、「哲学読本大全(全百巻)」及び「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」の具体的な原稿作成を進めて行く
  編集室長は、事務局長が兼ねる。

7 委員会の設置時期及び委員の委嘱について
  委員会の設置の時期は、哲学読本大全(全百巻)作成委員会設置準備事務局より、各委員候補に対して、委員就任の依頼文を送付し、委員候補全員からの就任承諾書の送付が有った時とする。
  委員会を設置した時は、委員会名で、委員候補に対して、委員の委嘱状の送付を行う。

8 委員会の解散時期及び委員の解嘱について
  委員会の解散の時期は、「哲学読本大全(全百巻)」及び「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」の管理権限を「哲学読本大全利活用NPO法人」に移管した時とする。
  委員会を解散した時は、委員会名で、委員に対して、委員の解嘱状の送付を行う。

9 委員の任期について
  委員の任期は、委員委嘱時(委員会設置時)から委員解嘱時(委員会解散時)までとする。

10 委員等の報酬について
  委員、事務局員、編集員は無報酬とする。ただし、実費弁償は行う。

11 その他(定義等)

 ① 「哲学読本大全(全百巻)」とは、国民に関心のある百の哲学テーマについて、古今東西の百人の偉大な哲学者の、百の哲学的名文を集めて編集する哲学読本の事である。
   「哲学読本大全(全百巻)」は、インターネット上で、WEB閲覧版とオンデマンド印刷製本版を作成して、無料で公開する。

 ② 「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」とは、各大学の哲学科等から提出のあったPDF「哲学読本」の哲学的名文を、PDFの哲学的名文のまま、哲学テーマ毎に整理した、哲学読本大全(全百巻)作成する為の、PDFの原資料の事である。
   「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」は、CDに複製の上、協力を頂いた各大学の哲学科等の教員に無償で配布する。

 ③ 各大学の哲学科等が作成するPDFの「哲学読本」とは、委員会事務局からの依頼に基づき、各大学の哲学科等の委員が、各大学の哲学科等の教員に対して、百の哲学テーマに関する、古今東西の哲学的名著の中の哲学的名文をスキャナーで複写し、当該哲学的名文に出典等を記入し、PDFに変換した上で、各大学の哲学科等の委員に送信する様、依頼し、各大学の哲学科等の委員が、各大学の哲学科等の教員等から送信のあったPDFの哲学的名文を、そのまま、百の哲学テーマ毎に纏めて作成する、PDFの「哲学読本」事である。
   
 ④ 「哲学読本大全利活用NPO法人(以下「NPO法人」と言う)」とは、委員会から、「哲学読本大全(全百巻)」の管理権限の移管を受け、「哲学読本大全(全百巻)」の管理及び「哲学読本大全(全百巻)」の利活用を行うNPO法人の事である。
   NPO法人は、編集室で編集を行った編集員等が中心に成って設置する事に成る。
   当該NPO法人が中心と成って、日本全国の大学、公民館、高校等に「哲学読本大全(全百巻)」の利活用等を行う、哲学読本大全利活用サークルを設置して行く事と成る。

 ⑤ 「哲学読本大全(全百巻)作成委員会設置準備事務局」とは、「哲学読本大全(全百巻)作成委員会事務局」設置予定の大学の哲学科等に設置する、「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」設置の準備を行う為の事務局の事である。

 ⑥ その他の詳細については、『東京都内の大学の哲学科・哲学専修・哲学専攻・哲学コース等の連携による「哲学読本大全(全百巻)」作成要領』のとおりとする。



哲学読本大全(全百巻)作成委員会委員名簿(案)

大学名  学部名  学科名  哲学科等名            倫理学担当教員名   

東京大学 文学部 人文学科(思想文化学科) 倫理学専修課程   ○○教授、○○教授、○○准教授、○○助教
慶応義塾大学 文学部 人文社会学科(哲学系) 倫理学専攻    ○○教授、○○教授、○○教授、○○教授、○○准教授、○○助教
早稲田大学 文学部 哲学コース                 ○○教授、○○教授
東洋大学 文学部 哲学科                    ○○教授
上智大学 文学部 哲学科                    ○○教授
法政大学 文学部 哲学科                    ○○教授
立正大学 文学部 哲学科                   ○○教授
國學院大學 文学部 哲学科                  ○○教授
学習院大学 文学部 哲学科                  ○○教授 
専修大学 文学部 哲学科                   ○○准教授
日本大学 文理学部 哲学科(倫理学専攻)           ○○特任教授、○○准教授、○○助教
大正大学 文学部 人文学科 哲学・宗教文化コース       ○○准教授
東京都立大学 人文社会学部 人文学科 哲学教室        ○○教授、○○准教授
東京女子大学 現代教養学部 人文学科 哲学専攻        ○○准教授
お茶の水女子大学 文教育学部 人文科学科 哲学・倫理学・美術史コース ○○准教授
中央大学 文学部 人文社会学科 哲学専攻            ○○教授
明治大学 文学部 心理社会学科 哲学専攻            ○○准教授
国際基督教大学 教養学部 アーツ・サイエンス学科 哲学・宗教学メジャー ○○特任教授
東京学芸大学 教育学部 学校教育系社会選修 哲学倫理分野    ○○教授、○○准教授、○○教授

※当該名簿(案)に掲載している先生は、東京都内に大学の本部があり、哲学科、哲学専修、哲学専攻、哲学コース、哲学教室、哲学分野等(以下「哲学科等」と言う)を有する大学で、当該哲学科等に所属する先生の内、各大学のホームページで、倫理学担当の記載の有る先生を掲載しています。また、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、東洋大学には、それぞれの「倫理学専修課程」「倫理学専攻」「哲学コース」「哲学科」以外にも、別な哲学に関する課程、専攻、コース、科等がありますが、それらに所属する倫理学の担当の先生は、この一覧表には掲載していません。また、東京学芸大学の哲学倫理分野に所属する先生は、高校の授業科目「倫理」等の観点から、全員、倫理学担当の先生として掲載しています。



                            令和4年7月1日    

 〇〇大学〇〇学部〇〇学科
   〇〇専攻 ○○○○教授(准教授、助教) 殿

            哲学読本大全(全百巻)作成委員会設置準備事務局 
            〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇〇専攻 教職名 〇〇〇〇

   「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」の委員就任について(依頼)

拝啓
 時下、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。

 さて、「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」の委員就任につきましては、令和3年5月1日付の当準備事務局名の「哲学読本大全(全百巻)の作成について(事前協議)」で、事前にお願いしていましたが、令和4年6月1日付で、日本学術振興会から「科学研究助成事業(科学研究費補助金)基礎研究(S)」の交付決定の通知がありましたので、別添「哲学読本大全(全百巻)作成委員会設置要領(案)」及び「哲学読本大全(全百巻)作成要領(案)」の通り、「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」を設置した上で、「哲学読本大全(全百巻)」を作成して行きたいと思っております。
 つきましては、「哲学読本大全作成委員会」の委員にご就任くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
 ご承諾頂けましら、別紙を同封の封筒で、令和4年8月1日までに、送付して下さいます様、よろしくお願い申し上げます。
 また、併せて、別紙において、「哲学読本大全(全百巻)作成委員会設置要領(案)」及び「哲学読本大全(全百巻)作成要領(案)」についてのご意見をお聞かせください。
 別紙において、全ての先生方のご意向を確認できた時に、正式に、「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」を設置した上で、先生方には、委員会名で、「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」の委員委嘱状を送付したいと思っておりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。
                                   敬具


「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」の委員就任承諾及び「哲学読本大全(全百巻)作成委員会設置要領(案)」並びに「哲学読本大全(全百巻)作成要領(案)」の承認について

一 「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」の委員就任承諾について
  1及び2のいずれかに、〇印を付けて、ご意見が有りましたら、( )内にご記入くださいますようよろしくお願いします
  1 「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」の委員就任を承諾します。
   (                                  )
  2 「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」の委員就任を承諾しません。
   (                                  )

二 「哲学読本大全(全百巻)作成委員会設置要領(案)」の承認について
  1及び2のいずれかに、〇印を付けて、ご意見が有りましたら、( )内にご記入くださいますようよろしくお願いします
  1 「哲学読本大全(全百巻)作成委員会設置要領(案)」を承認します。
   (                                  )
  2 「哲学読本大全(全百巻)作成委員会設置要領(案)」を承認しません。
   (                                  )

三 「哲学読本大全(全百巻)作成要領(案)」の承認について
  1及び2のいずれかに、〇印を付けて、ご意見が有りましたら、( )内にご記入くださいますようよろしくお願いします
  1 「哲学読本大全(全百巻)作成要領(案)」を承認します。
   (                                  )
  2 「哲学読本大全(全百巻)作成要領(案)」を承認しません。
   (                                  )

四 その他(自由意見)
  一、二、三以外の事で、ご意見が有りましたら、( )内にご記入くださいますようよろしくお願いします。
  (                                    )



                          令和4年8月1日    

 〇〇大学〇〇学部〇〇学科
   〇〇専攻 ○○○○教授(准教授、助教) 殿

                哲学読本大全(全百巻)作成委員会事務局 
                (〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇〇専攻) 

   「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」の委員委嘱について

拝啓
 時下、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。

 さて、令和4年7月1日付の哲学読本大全(全百巻)作成委員会準備事務局名の「哲学読本大全(全百巻)作成委員会の委員就任について(依頼)」において、委員候補の先生方に、「哲学読本大全作成委員会」の委員就任依頼を行っていましたが、令和4年8月1日付で、委員候補の全員の先生方から、「哲学読本大全作成員会」への委員就任についてのご承諾を頂き、また「哲学読本大全(全百巻)作成委員会(案)」及び「哲学読本大全(全百巻)作成要領(案)」についても、ご承認を頂いたので、令和4年8月1日付で、「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」及び「哲学読本大全(全百巻)作成委員会事務局」を設置いたしました。
 つきましては、「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」の委員に委嘱しますので、「哲学読本大全(全百巻)」の作成について、御協力賜ります様、よろしくお願い申し上げます。
                              敬具



                            令和4年8月1日    

 〇〇大学〇〇学部〇〇学科
   〇〇専攻 ○○○○教授(准教授、助教) 殿

                  哲学読本大全(全百巻)作成委員会事務局                 
                  (〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇〇専攻) 

   哲学読本の作成及び提出並びに哲学読本大全(全百巻)作成委員会事務局内哲学読本大全編集室編集員の募集案内の広報について(依頼)

拝啓
 時下、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
 この度は、「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」の委員就任について、御承諾頂き、深く感謝申し上げます。

 さて、今後は、当委員会事務局におきまして、「哲学読本大全(全百巻)作成委員会設置要領」(以下「設置要領」と言う事にします)及び「哲学読本大全(全百巻)作成要領(以下「作成要領」と言う事にします」)に基づきまして、「哲学読本大全(全百巻)」の作成を進めて参りたいと思っております。

 つきましては、設置要領3の①に基づく「哲学読本」について、作成要領5の①、②、③、④及び作成要領の別紙2,3,4を参考にして作成の上、令和4年12月31日までに提出して下さる様、お願い申し上げます。
 なお、「哲学読本」については、作成要領の別紙2の百の哲学テーマについて、それぞれのテーマ毎に、十人以上の哲学者の十以上の哲学的名文を集めて編集した物にして頂ければ、編集作業が、より円滑に行われて行く事に成ると思いますので、御配慮くださいます様、よろしくお願い申し上げます。

 また、設置要領3の①に基づく「哲学読本大全(全百巻)作成委員会事務局内哲学読本大全編集室編集員募集案内の広報」について、作成要領6,7,8を参考にして、別紙「、哲学読本大全(全百巻)作成委員会事務局内哲学読本大全編集室編集員募集案内」に基づいて、貴大学の学生、院生等へ、広く広報して下さる様、よろしくお願い申し上げます。
 なお、貴〇〇専攻の学生、院生等が直接、編集員として参加して頂ければ、その後の「哲学読本大全利活用サークル」や「哲学読本大全利活用NPO法人」の展開が、より円滑に行われて行く事にも成ると思いますので、御配慮頂ければ、有難く思います。
                                 敬具


哲学読本大全(全百巻)作成委員会事務局内の「哲学読本大全編集室」編集員の募集案内について

1 趣旨
  「哲学読本大全(全百巻)」とは、国民に関心のある百の哲学テーマについて、それぞれの哲学テーマ毎に、古今東西の偉大な百人の哲学者の、百の哲学的名文(原則4000字以内)を集めて編集する哲学読本の事です。
  「哲学読本大全(全百巻)」は、WEB閲覧用の「哲学読本大全(全百巻)」とオンデマンド印刷製本用の「哲学読本大全(全百巻)」を作成し、インターネット上で、無料で公開する事に成ります。
  オンデマンド印刷製本版については、日本全国の小学校、中学校、高校、大学、中央公民館、公立図書館等において、印刷製本して頂き、それぞれの施設の図書館、図書室等に、開架図書として備えて頂く事にしています。
  この事に依って、誰でも、何時でも、何処に居ても、「哲学読本大全(全百巻)」を読む事が出来る事に成り、「哲学読本大全(全百巻)」が、日本における最も基本的な哲学書と成となり、「哲学読本大全(全百巻)」に基づいて、日本国中の、様々な場所や、様々な機会において、様々な哲学教育や、様々な哲学的学習や、様々な哲学的研究や、様々な哲学的対話等の行われて行く事に成ります。
  また、「哲学読本大全」の利活用を行う「哲学読本大全利活用NPO法人」が設置され、「哲学読本大全利活用NPO法人」の支援の基、日本全国の大学、中央公民館、高校等に、「哲学読本大全」の利活用を行う「哲学読本大全利活用サークル」が設置される事と成り、「哲学読本利活用サークル」において、「哲学読本大全(全百巻)」を基に、更に深い、哲学的研究や、哲学的対話が行われて行く事に成ります。
  これらの連携に依って、日本に新しい哲学的風土が生まれ、日本が哲学的成熟して行く事に成ります。
  「哲学読本大全(全百巻)」については、東京都内に大学の本部が有り、哲学科、哲学専修、哲学専攻、哲学コース、哲学分野、哲学教室(以下「哲学科等」と言う)を有する哲学科等の先生のご協力を得て、「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」を設置して、作成する事に成ります。
  
 今回、当該「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」事務局内に設置しています、「哲学読本大全編集室」の編集員を、下記の条件で応募する事と成りました。
 つきましては、哲学に関心の有る人であれば、誰でも結構ですので、奮って応募して下さい。
 なお、応募される方は、下記連絡先に、履歴書等を提出して下さい。

2 募集条件
 ① 編集員の応募資格
   編集室での編集作業は、毎週月曜日から金曜日までの、13時から19時まで行いますが、この内、毎週6時間以上、「哲学読本大全」の作成作業に従事できる人を対象とします(例:週2日、16時から19時までの、週合計6時間、又は、週1日、13時から19時までの、週合計6時間等)。
 ② 編集員の作業内容
   編集室長等の指示の下、「哲学読本大全(全百巻)」及び「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」を作成する事と成ります。
   「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」とは、各大学の哲学科等から提出のあったPDFの「哲学読本」の中の全ての哲学的名文を、PDFのまま、百の哲学テーマ毎に、整理して編集する、PDFのままの、「哲学読本大全(全百巻)」を作成する為の原資料の事です。
   なお、「哲学読本大全(全百巻)」及び「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」の作成過程は次の通りと成ります。
   ア、各大学の哲学科等から提出のあったPDFの「哲学読本」の中の全ての哲学的名文を、パソコン上で、PDFのまま、百の哲学テーマに整理して、PDFの「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」を作成します。
   イ、PDFの「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」を基に、パソコン上で、PDFの「哲学読本大全(全百巻)」の原稿を作成します。
   ウ、PDFの「哲学読本大全(全百巻)」の原稿を、OCRによりワード形式に変換します。
   エ、PDFの「哲学読本大全(全百巻)」とワード形式に変換した「哲学読本大全(全百巻)」の読み合わせ、校合を行った上で、ワード形式の「哲学読本大全(全百巻)」の原稿を作成します。
   オ、完成した「哲学読本大全(全百巻)」及び「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」の原稿について、「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」の各委員の承認及び各出版社の著作権の承認を受けた後、「哲学読本大全(全百巻)」については、インターネット上で無料公開する事と成り、「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」については、CDに複製の上、哲学読本大全の作成に協力を頂いた、各大学の哲学科等の先生に無償で配布する事に成ります。
 ③ 編集員の従事期間
   編集員の従事期間は、「哲学読本大全(全百巻)」をインターネット上で公開し、「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」を各大学の哲学科等の先生に配布する時までとします。
    なお、「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」は、「哲学読本大全(全百巻)」及び「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」作成後、「哲学読本大全利活用NPO法人」に、「哲学読本大全(全百巻)」及び「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」の管理権限を移管した後、解散する事に成ります。
 ④ 編集員の報酬等
   編集員の報酬等は支払わない事とします。交通費も支給しません。
   編集員は、完全な無報酬のボランティアとして、哲学読本大全の作成に従事して頂く事に成ります。
 ⑤ その他
   「哲学読本大全利活用NPO法人」とは、「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」から、「哲学読本大全(全百巻)」及び「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」に関する管理権限を引き継いだ後、「哲学読本大全(全百巻)」及び「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」の管理を行って行くNPO法人です。
   また、「哲学読本大全利活用NPO法人」において、日本全国の大学、中央公民館、高校等に哲学読本大全利活用サークルへの設置支援を行ったり、様々な哲学読本大全の利活用活動を展開して行く事に成ります。
   「哲学読本大全(全百巻)」作成後、「哲学読本大全(全百巻)」編集作業の経験を生かして、「哲学読本大全利活用NPO法人」に会員として参加して頂き、日本の哲学振興に寄与して頂ければ、なお、有難く思います。

3 応募方法、
  下記連絡先に、履歴書に、2000字程度の応募理由書を添付して、提出して下さい。

4 連絡先
   哲学読本大全(全百巻)作成委員会事務局 
  (〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇〇専攻:担当名) 
   所在地
   電話番号
   メールアドレス

          



【研究代表者・所属研究機関控】
1版
様 式 A-2-1〔記入例〕

令和4年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)交付申請書

独立行政法人日本学術振興会理事長 殿

令和3年 9月1日
機関番号 12345

所属研究機関
所在地      〒〇〇〇―〇〇〇〇東京都〇〇区〇〇2-5-1
名称       〇〇大学
機関の長     学長・〇〇 〇〇
経費管理担当者  〇〇課△△係長・〇〇 〇〇

研究代表者
部局       〇〇学部
職        教授
氏名       〇〇 〇〇

次のとおり研究を実施したいので、科学研究費助成事業(科学研究費補助金)の交付を申請します。なお、交付された補助金は、補助条件に従い適正に使用します。
1.研究種目名     基盤研究(S)(一般)           
2.課題番号     2×H12345
3.研究課題名    哲学読本大全(全百巻)の作成及び哲学読本大全(全百巻)の利活用並びに哲学読本大全(全百巻)の利活用が社会に及ぼす影響に関する研究       
4.研究期間      令和4年度~令和8年度    
5.領域番号・区分  29―01 哲学・倫理学
6.補助金額(交付予定額) (円)
  直接経費 198,000,000
    物品費     2,00,0000
    旅費       1,000,000
    人件費・謝金  5,000,000
    その他    190,000,000
    計      198,000,000
  間接経費   2,000,000
  合計    200,000,000
7.補助事業者
区分    氏名  (研究者番号) 研究機関・部局・職(機関番号)    役割分担等                 直接経費
研究代表者 〇〇〇〇(10344678) ○○大学・○○学部・教授(12345)  哲学読本大全の作成・利活用の研究総括    250,000
研究分担者 □□□□(10344679) ○○大学・○○学部・教授(12345)  哲学読本大全の作成・利活用研究       250,000
研究分担者 △△△△(103446780) ○○大学・○○学部・教授(12345) 哲学読本大全の作成・利活用研究        250,000
研究分担者 ◇◇◇◇(103446781) ○○大学・○○学部・准教授(12345)哲学読本大全の作成・利活用研究       250,000
研究分担者 ☆☆☆☆(103446782) ○○大学・○○学部・助教(12345) 哲学読本大全の作成・利活用研究及び編集総括 197,000,000
合計      5名                                                198,000,000

8 研究の概要
  本研究の概要は、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○を行う研究である。

9 研究の目的
  本研究では、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○を目的とする。

10 本年度の研究実施計画
   本研究では、前述した目的を達成する為に、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○。
   得られた結果を基にして、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○。
さらに、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ついて、得られた結果を取りまとめ学会発表を行う。

11 キーサード
   ○○○○       △△△△

12 主な物品の内訳(1品又は1組もしくは1式の価格が50万円以上のもの)
   品名 仕様(製造会社名・型) 数量 単価(円) 金額(円) 納入予定時期
   (無し)50万円以上の物品は購入しない



哲学読本大全(全百巻)」作成に伴う翻訳図書の著作権法第30条の3の「検討過程における利用」及び23条の「公衆送信権等」並びに同法第21条の「複製権」の利用に関する協定書

 〇〇出版株式会社と哲学読本大全(全百巻)作成委員会事務局は、「哲学読本大全(全百巻)」の作成に伴う翻訳図書の著作権法第30条の3の「検討過程における利用」及び23条の「公衆送信権等」並びに同法第21条の「複製権」の利用に関し、以下のとおり協定を締結する。

第1条(趣旨)
 「哲学読本大全(全百巻)」とは、国民に関心のある百の哲学テーマについて、それぞれのテーマ毎に、古今東西の偉大な百人の哲学者の百の哲学的名文を集めて編集する哲学読本の事である。
 「哲学読本大全(全百巻)」は、WEB閲覧版の「哲学読本大全(全百巻)」とオンデマンド印刷製本版の「哲学読本大全(全百巻)」を作成し、インターネット上で、無料で公開する。
 「哲学読本大全(全百巻)」は、東京都内の各大学の哲学科等の倫理学の教員を委員とする「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」を設置して、科学研究助成事業(科学研究費補助金)基礎研究(S)を活用して作成する。
 「哲学読本大全(全百巻)」は、○○大学○○学部○○学科○○専攻(専修課程)に哲学読本大全(全百巻)作成委員会事務局(以下「委員会事務局」と言う)を設置して、作成する。
 「哲学読本大全(全百巻)」は、以下の方法に基づき作成する。
 先ずは、委員会事務局から、各大学の哲学科等の委員に、各大学の哲学等の「哲学読本」を作成し、委員会事務局に提出するよう、依頼する。
 次に、各大学の哲学科等の委員は、各大学の哲学科等の教員等に、百の哲学テーマに関する、哲学的名著の中の哲学的名文をスキャナーでスキャンし、出典等の記入の上、PDFに変換し、各哲学科等の委員に提出するよう依頼する。
 次に、各大学の哲学科等の委員は、各大学の哲学科等の教員から提出のあったPDFの哲学的名文を、PDFのまま、百の哲学テーマに整理して、各大学の哲学科等のPDFの「哲学読本」を作成し、当該PDFの「哲学読本」を委員会事務局に提出する。
 次に、委員会事務局は、各大学の哲学科等から提出のあったPDFの「哲学読本」の中の全ての哲学的名文を、PDFのまま、百の哲学テーマに整理して、PDFの「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」の原稿を作成する。
 次に、委員会事務局は、PDFの「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」の原稿に基づき、PDFの「哲学読本大全(全百巻)」の原稿を作成する。
 次に、委員会事務局は、PDFの「哲学読本大全(全百巻)」をOCRにより、ワード版に変更した上で、読み合わせ校合等を行った上で、ワード版の「哲学読本大全(全百巻)」の原稿を作成する。
 次に、委員会事務局は、PDFの「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」の原稿及びワード版の「哲学読本大全(全百巻)」の原稿について、各大学の哲学科等の委員の承認受ける。
 次に、委員会事務局は、「哲学読本大全(全百巻)」を、インターネット上で無料公開すると共に、「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」を、CDに複製して、「哲学読本大全(全百巻)」の作成に協力を頂いた、各大学の哲学科等の教員に無償で配布する。
 次に、委員会事務局は、「哲学読本大全(全百巻)」及び「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」の作成が完全に終了した時、「哲学読本大全(全百巻)」及び「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」の管理権限を、「哲学読本大全利活用NPO法人」に引き継ぎ、引継ぎ後、委員会及び委員会事務局は解散する。
 次に、哲学読本大全利活用NP法人が、永遠に、「哲学読本大全(全百巻)」及び「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」を管理して行く。
 以上の方法で、「哲学読本大全(全百巻)」及び「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」を作成し、管理して行く事に成る。
 「哲学読本大全(全百巻)」は、著作権保護期間を経過した哲学者を対象とするが、国外の哲学的名著の翻訳図書や、国内の近世以前の哲学的名著の翻訳図書については、翻訳者の著作権保護期間が経過していない物がある。
 翻訳図書の複製権等については、通常は、出版権の設定により、出版社が複製権等を買い取っているか、複製権等の許諾の委任を受けている。
 以上の事から、著作権保護期間の経過していない翻訳図書の中の哲学的名文の利用に関して、○○出版株式会社(以下「甲」と言う)と委員会事務局(以下「乙」と言う)は、当該協定に基づき、処理する事とする。

第2条(検討過程における利用許諾)
1 乙は、各大学の哲学科等の委員から、各大学の哲学科等のPDFの「哲学読本」の送信があった時、翻訳図書の哲学的名文の出典等を確認の上、「検討過程における利用報告書」(哲学書名、哲学者名、翻訳者名、出版物名、印刷年月日、発行年月日、利用ページ、利用条件等)を作成し、当該利用報告書に、該当するPDFの哲学的名文の写しを添付して、甲に送信の上、甲から「検討過程における利用」の利用許諾を受ける事とする。
2 甲は、検討過程における利用を許諾したら、「検討過程における利用許諾書」を乙に送信する事とする。

第3条(検討過程における利用許諾に関する利用料)
 各大学の哲学科等の委員から送信のあった、各大学の哲学科等のPDFの「哲学読本」の中の哲学的名文については、そのまま、全て、哲学テーマ毎に整理して、PDFの「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」に掲載する事と成るので、「検討過程における利用」の利用許諾に関する利用料については、「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」の「複製権」の利用許諾に関する利用料の中に含ませる事とし、「検討過程における利用」の利用許諾に関する利用料は、支払わない事とする。

第4条(検討過程における利用許諾に関する利用条件)
 各大学の哲学科等の教員は、「検討過程における利用」の過程において、作成される事となる、各大学の哲学科等のPDFの「哲学読本」については、著作権法第35条の「学校その他教育機関における複製等」の範囲内で、手持ちの授業用教材としてのみ利用する事とし、その他の目的で利用する場合は、著作権法上の手続き(翻訳図書の複製権等所有者に対する複製権等利用許諾利用料を支払う為の、公益社団法人日本複製権センターの規定等に基づく手続き等)を取った上で利用する事とする。
 
第5条(公衆送信権等の利用許諾)
 乙は、「哲学読本大全(全百巻)」が完成した時は、「公衆送信権等利用報告書」(哲学書名、哲学者名、翻訳者名、出版物名、印刷年月日、発行年月日、利用ページ、利用料、利用条件等)を作成し、当該利用報告書に、該当する哲学的名文の原稿の写しを添付して、甲に送信の上、甲から「公衆送信権等」の利用許諾を受ける事とする。
 
第6条(公衆送信権等の利用許諾に関する利用料)
 1 「哲学読本大全(全百巻)」をインターネット上で公開する為に支払う「公衆送信権等」の利用許諾に関する利用料は、1哲学的名文(原則4000字以内)につき、17,500円とする。
 2 1の利用料については、永続的な利用許諾に関する利用料とする。
 3 甲は、公衆送信権等の利用を許諾したら、「公衆送信権等利用許諾書」及び「公衆送信権等利用許諾に関する利用料請求書」を乙に提出する事とする。
 4 乙は、「公衆送信権等利用許諾書」及び「公衆送信権等利用許諾に関する利用料請求書」を受理した時、公衆送信権等利用許諾に関する利用料を支払う事とする。
 5 乙は、公衆送信権等利用許諾に関する利用料を支払った後、「哲学読本大全(全百巻)」をインターネット上の、無料で、公開する事とする。

第7条(公衆送信権等の利用許諾に関する利用条件)
 1 WEB閲覧版の「哲学読本大全(全百巻)」については、著作権法上の手続きを取る事無く、誰でも、無料で、自由に閲覧する事が出来る事とする。
 2 オンデマンド印刷製本の「哲学読本大全(全百巻)」については、大学、高校、中学校、小学校、中央公民館、図書館等が、それぞれの施設の開架図書として備え付ける為に印刷製本を行う場合、及び個人が個人の利用目的で印刷製本する場合、並びに「哲学読本大全利活用サークル」等が「哲学読本大全利活用NPO法人」の承諾を得て印刷製本する場合は、著作権法上の手続きを取る事無く、無料で、印刷製本する事が出来る事とするが、それ以外の目的で印刷製本する事は、禁止する事とする。
 3 WEB閲覧版及びオンデマンド印刷製本版の「哲学読本大全(全百巻)」の哲学的名文の内、著作権の保護期間の過ぎていない哲学的名文を複製する場合、著作権法第30条の規定に基づき「私的使用に基づき複製」を行う場合、及び同法第35条の規定に基づき「学校その他の教育機関における複製等」を行う場合は、著作権法の手続きを取る事無く、無料で、複製する事が出来る事とするが、それ以外の目的で利用する場合は、著作権法上の手続き(翻訳図書の複製権等所有者に対する複製権等利用許諾利用料を支払う為の、公益社団法人日本複製権センターの規定等に基づく手続き等)を取った上で利用する事とする。
 4 上記の1及び2並びに3の利用条件を、「哲学読本大全(全百巻)」の中に明記する事とする。

第8条(複製権の利用許諾)
 1 乙は、「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」が完成し、かつ「哲学読本大全(全百巻)」が完成した時、「複製権等利用報告書」(哲学書名、哲学者名、翻訳者名、出版物名、印刷年月日、発行年月日、利用ページ、利用料、利用条件等)を作成し、当該利用報告書に、該当する哲学的名文の原稿の写しを添付して、甲に送信の上、甲から「複製権」の利用許諾を受ける事とする。
 2 乙は、1の「複製権利用報告書」の送信を行う場合は、第5条の「公衆送信権等利用報告書」と同時に、甲に送信する事とし、甲から、同時に、「複製権」及び「公衆送信権等」の利用許諾を受ける事とする。

第9条(複製権の利用許諾に関する利用料)
 1 「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」のCDを複製し、「哲学読本大全(全百巻)」の作成に協力を頂いた各大学の哲学科等の教員(約200名)に無償で配布する為に支払う「複製権」の利用許諾に関する利用料は、1哲学的名文(原則4000字以内)につき、300円とする。
 2 1の利用料については、永続的な利用許諾に関する利用料とする。
 3 甲は、複製の利用を許諾したら、「複製権利用許諾書」及び「複製権利用許諾に関する利用料請求書」を乙に提出する事とする。
 4 乙は、「複製権利用許諾書」及び「複製権利用許諾に関する利用料請求書」を受理した時、複製権利用許諾に関する利用料を支払う事とする。
 5 乙は、4の複製権利用許諾に関する利用料を支払う場合は、第6条4の公衆送信権等利用許諾に関する利用料と同時に、甲に支払う事とする。
 5 乙は、複製権利用許諾に関する利用料を支払った後、「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」のCDの複製を、「哲学読本大全(全百巻)」の作成に協力を頂いた各大学の哲学科等の教員(約200名)に無償で配布する事とする。

第10条(複製権の利用許諾に関する利用条件)
 1 「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」のCD複製の無償配布を受けた各大学の哲学科等の教員は、当該CDの再複製を、絶対に行わない事とする。
 2 各大学の哲学科等の教員は、「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」の哲学的名文の内、著作権の保護期間の過ぎていない哲学的名文を複製する場合、著作権法第30条の規定に基づき「私的使用に基づき複製」を行う場合、及び同法第35条の規定に基づき「学校その他の教育機関における複製等」を行う場合は、著作権法の手続きを取る事無く、無料で、複製する事が出来る事とするが、それ以外の目的で利用する場合は、著作権法上の手続き(翻訳図書の複製権等所有者に対する複製権等利用許諾利用料を支払う為の、公益社団法人日本複製権センターの規定等に基づく手続き等)を取った上で利用する事とする。
 3 上記の1及び2利用条件を、「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」の中に明記する事とする。

第11条(哲学読本大全利活用NPO法人への利用許諾の引継ぎ)
 1 乙は、「哲学読本大全(全百巻)」及び「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」完成後、「哲学読本大全(全百巻)」及び「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」の管理権限を、哲学読本大全利活用NPO法人に引き継いだ後、解散する事と成るが、当該協定書に基づく、「公衆送信権等」及び「複製権」の利用許諾に関する全ての権利は、乙から哲学読本大全利活用NPO法人に引き継がれる事とする。
 2 乙及び哲学読本大全利活用NPO法人は、「哲学読本大全(全百巻)」及び「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」の管理権限を引き継いだ時は、両名併記で、「哲学読本大全(全百巻)及び哲学読本大全(全百巻)作成原資料引継ぎ報告書(哲学書名、哲学者名、翻訳者名、出版物名、印刷年月日、発行年月日、利用ページ、利用料、利用条件等)」を作成の上、甲に報告する事とする。
 



                                令和3年6月1日

 〇〇出版株式会社
   代表取締役社長  〇〇〇〇殿

                  哲学読本大全(全百巻)作成委員会設置準備事務局 
                  〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇〇専攻 教職名 〇〇〇〇 

   「哲学読本大全(全百巻)」作成に伴う翻訳図書の複製権等の許諾について(事前協議)

拝啓
 時下、ますますご清祥の事とお喜び申し上げます。

 さて、〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇〇専攻においては、東京都内の大学の哲学科、哲学専修、哲学専攻、哲学コース、哲学分野等(以下「哲学科等」と言う事にします。)を有する大学の哲学科等の倫理学担当の先生方(19大学、19哲学科等、33名の先生方)の協力を得て、「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」を設置し、日本学術振興会の「科学研究助成事業(科学研究費補助金)基礎研究(S)」を活用して、「哲学読本大全(全百巻)」の作成を計画しております。
 「哲学読本大全(全百巻)」とは、国民に関心のある百の哲学テーマについて、それぞれの哲学テーマ毎に、古今東西の偉大な百人の哲学者の、百の哲学的名文(原則4000字以内)を集めて、編集する哲学読本の事です。
 この「哲学読本大全(全百巻)」については、WEB閲覧用の「哲学読本大全(全百巻)」とオンデマンド印刷製本用の「哲学読本大全(全百巻)」を作成し、インターネット上で、無料で公開する事にしています。
 なお、日本全国の小学校、中学校、高校、大学、中央公民館、図書館等においては、オンデマンド印刷製本用の「哲学読本大全(全百巻)」で印刷製本して頂き、それぞれの図書館、図書館室等に、開架図書として備えて頂く事としています。
 この事によって、誰でも、何時でも、何処に居ても、自由に、「哲学読本大全(全百巻)」を読む事が出来る事に成り、「哲学読本大全(全百巻)」が日本における最も基本的な哲学書と成り、「哲学読本大全(全百巻)」を基に、様々な場所や様々な機会において、様々な哲学的教育や、様々な哲学的研究や、様々な哲学的学習や、様々な哲学的対話が行われて行く事と成り、日本における哲学の振興に繋がって行く事に成ります。
 今回この様な「哲学読本大全(全百巻)」を、東京都内の各哲学科等の倫理学の先生に、「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」の委員に成って頂いた上で、作成しようと考えている所です。

 なお、「哲学読本大全(全百巻)」の作成は、次の様な方法で作成される事に成ります。
一 哲学読本大全(全百巻)作成委員会事務局(以下「委員会事務局」と言う事にします。)が、各大学の哲学科等の委員に対して、PDFの哲学読本の作成と提出を依頼する事します。
二 各大学の哲学科等の委員は、各大学の哲学科等の教員に対して、百の哲学テーマについて、哲学的名著の中の哲学的名文の箇所をスキャナーで複写し、出典等を記入し、PDFに変換した上で、当該哲学的名文を委員に送信するよう依頼する事とします。
三、各大学の哲学科等の委員は、各大学の哲学科等の教員から送信のあったPDFの哲学的名文を、PDFのまま、哲学テーマ毎に纏めて、各大学の哲学科等のPDFの哲学読本を作成し、当該PDFの哲学読本を委員会事務局に送信する事にします。
四 委員会事務局は、各大学の哲学科等の委員から送信のあったPDFの哲学読本の哲学的名文を、PDFのまま、哲学テーマ毎に纏めて、PDFの「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」を作成する事とします。
五 委員会事務局は、PDFの「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」に基づき、PDFの「哲学読本大全(全百巻)」の原稿を作成する事とします。
六 委員会事務局は、PDF の「哲学読本大全(全百巻)」の原稿を、OCRによりワード版に変更し、読み合わせ校合を行った上で、ワード版の「哲学読本大全(全百巻)」の原稿を作成する事とします。
七 委員会事務局は、「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」及び「哲学読本大全(全百巻)」の原稿が完成した時は、各大学の哲学科等の委員の承認を得る事とし、各委員の承認が得られたら、「哲学読本大全(全百巻)」をインターネット上で無料公開し、「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」については、CDに複製の上、協力を頂いた各大学の哲学科等の教員に対して、無償で配布する事に成ります。
 以上が、「哲学読本大全(全百巻)」の作成過程と言う事に成ります。

 なお、「哲学読本大全(全百巻)」は、著作権の保護期間の経過した哲学者を対象としますが、国外の哲学的名著の翻訳図書や、国内の近世以前の哲学的名著の翻訳図書については、翻訳者の複製権等の問題が残ります。
翻訳図書の複製権等については、出版会社が、複製権等を買い取っているか、もしくは、複製権等の許諾の委任を受けていると思います。
 つきましては、以上の様な前提の下で、「哲学読本大全(全百巻)」の作成過程のおける翻訳図書の複製権等について、下記の様に整理したいと思いますが、御意見をお聞かせ頂ければ有難く思います。
 なお、正式な協議については、日本学術振興会の「科学研究助成事業(科学研究費補助金)基礎研究(S)」の補助金交付決定通知及び「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」設置後、改めて、行いたいと思っております。
                              敬具
     記
1 著作権法第30条の3の「検討過程における利用」に関する利用許諾について
  委員会事務局からの依頼に基づき、各大学の哲学科等の委員が、各大学の哲学科等の教員に依頼して、PDFの「哲学読本」を作成し、各大学の委員から送信のあった当該PDFの「哲学読本」に基づき、委員会事務局において、PDFの哲学読本大全(全百巻)作成原資料」及びワード版の「哲学読本大全(全百巻)」の原稿を作成する事に成りますが、この作成過程においては、著作権法第30条の3の「検討の過程における利用」に関する、許諾を受ける必要が有りますが、当該許諾については、全ての大学の哲学科等の委員から委員会事務局に、PDFの「哲学読本」の送信が有った時、委員会事務局において、「検討過程における利用報告書」(哲学書名、哲学者名、翻訳者名、出版物名、印刷年月日、発行年月日、利用ページ、利用条件等)を作成し、当該利用報告書に、該当するPDFの哲学的名文の写しを添付して、貴社に送信の上、許諾を頂く事とします。
  なお、各大学の哲学科等の委員から送信のあったPDFの「哲学読本」の中の哲学的名文は、そのまま、全て、哲学テーマ毎に整理して、PDFの「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」に掲載する事としていますので、「検討過程における利用」に関する利用料については、「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」の「複製権」の利用料に含ませる事とし、「検討過程における利用」に関する利用料は、支払わない事とします。
  以上の様な方法で、「検討過程における利用」について、処理したいと考えていますが、如何でしょうか。

2 著作権法第35条の「学校その他教育機関における複製等」について
  1の「検討過程における利用」の過程において、各大学の哲学科等において、各大学の哲学科等のPDFの「哲学読本」が作成される事に成りますが、当該哲学読本については、各大学の哲学科等の教員が、著作権法第35条の「学校その他教育機関における複製等」の範囲内で、手持ちの授業用教材としてのみ利用する事とし、その他の目的で利用する場合は、改めて、著作権法上の手続き(翻訳図書の複製権等所有者に対する複製権等利用許諾利用料を支払う為の、公益社団法人日本複製権センターの規定等に基づく手続き等)を取る事とします。
  以上の様な方法で、各大学の哲学科等で作成されるPDFの「哲学読本」について、処理したいと思いますが、如何でしょうか。

3 著作権法第23条の「公衆送信権等」の利用許諾について
  「哲学読本大全(全百巻)」を、インターネット上で、無料で、公開する場合には、著作権法第23条の「公衆送信権等」の利用の許諾を受ける必要がありますが、当該許諾については、「哲学読本大全(全百巻)」が完成した時、委員会事務局において、「公衆送信権等利用報告書」(哲学書名、哲学者名、翻訳者名、出版物名、印刷年月日、発行年月日、利用ページ、利用料、利用条件等)を作成し、当該利用報告書に、該当する哲学的名文の原稿の写しを添付して、貴社に送信の上、貴社の許諾を頂く事とします。
  なお、当該「公衆送信権等利用報告書」と4の「複製権利用報告書」は、同時に貴社に送信して、同時に貴社からの許諾を頂く事とします。
  以上の様な方法で、「公衆送信権等」の利用許諾について、処理したいと考えていますが、如何でしょうか

4 著作権法第21条の「複製権」の利用許諾について
  「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」を、CDに複製の上、「哲学読本大全(全百巻)」の作成について協力を頂いた各大学の哲学等の教員(約200名)に、無償で配布する場合には、著作権法第21条の「複製権」の利用許諾を受ける必要がありますが、当該許諾については、「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」の原稿が完成し、かつ「哲学読本大全(全百巻)」の原稿が完成した時、委員会事務局において、「複製権利用報告書」(哲学書名、哲学者名、翻訳者名、出版物名、印刷年月日、発行年月日、利用ページ、利用料、利用条件等)を作成し、当該利用報告書に、該当する哲学的名文の原稿の写しを添付して、貴社に送信の上、貴社の許諾を頂く事とします。
  なお、当該「複製権報告書」と3の「公衆送信権等利用報告書」は、同時に貴社に送信して、同時に貴社からの許諾を頂く事とします。
  以上の様な方法で、「複製権」の利用許諾について、処理したいと考えていますが、如何でしょうか
    
5 著作権法第23条の「公衆送信権等」及び同第21条の「複製権」の利用許諾に関する利用料について
  著作権法第23条の「公衆送信権等」及び同第21条の「複製権」の利用許諾に関する利用料については、日本学術振興会の「科学研究助成事業(科学研究費補助金)基礎研究(S)」の補助金の範囲内で支払う事としています。
  利用料額については、補助金決定額に基づいて、決定して行く事に成りますが、現在の所、「哲学読本大全(全百巻)」をインターネット上で無料公開する為の、「公衆送信権等」の利用許諾に関する利用料については、1哲学的名文につき、17,500円、「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」をCDに複製して、協力を頂いた各大学の哲学科等の教員(約00名)に無償配布する為の、「複製権」の利用許諾に関する利用料については、1哲学的名文につき、300円を予定しています。
  なお、当該利用料については、永続的な利用許諾を受ける為の利用料とする事とします。
  また、通常の「公衆送信権等」及び「複製権」の利用許諾に関する利用料については、1頁当りの利用料と成っていますが、今回の場合は、1哲学的名文当り(原則4000字以内)の利用料とする事とします。
  以上の方法に基づいて、「哲学読本大全(全百巻)」及び「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」に掲載する哲学的名文の数量に基づく、「公衆送信権等」及び「複製権」の利用許諾に関する利用料額を、例示的に試算すると、下表のとおりと成ります。

哲学読本大全(全百巻) 哲学読本大全(全百巻)作成原資料 公衆送信権等

哲学読本掲載数  原資料掲載数   送信権利用料 複製権利用料   計
1000哲学的名文  5000哲学的名文  17,500,000円  1,500,000円  18,000,000円
100哲学的名文   500哲学的名文   1,750,000円   150,000円   1,800,000円
10哲学的名文    50哲学的名文    175,000円    15,000円    185,000円
1哲学的名文     5哲学的名文     17,500円     1,500円    18,000円
  以上の様な方法で、「公衆送信権等」及び「複製権」の利用許諾に関する利用料について、処理したいと思いますが、如何でしょうか。

6 著作権法第23条の「公衆送信権等」の利用許諾に関する利用条件について
  著作権法第23条の「公衆送信権等」の利用許諾に基づき、WEB閲覧用の「哲学読本大全(全百巻)」とオンデマンド印刷製本用の「哲学読本大全(全百巻)」を、インターネット上で、無料で公開する事に成りますが、これらの「哲学読本大全(全百巻)」は、次の様な条件で利用する事に成ります。
  WEB閲覧用の「哲学読本大全(全百巻)」は、著作権法上の手続きを経る事無く、誰でも、自由に、無料で、閲覧する事が出来る事とします。
  オンデマンド印刷製本用の「哲学読本大全(全百巻)」は、日本全国の大学、高校、中学校、小学校、図書館、中央公民館等の図書室、図書館において、開架図書として備え付ける為に、印刷製本を行う場合、及び個人が個人の利用目的の為に、印刷製本を行う場合、並びに「哲学読本大全利活用サークル」等が「哲学読本大全利活用NPO法人」の承認を得て、印刷製本を行う場合は、著作権法上の手続きを取る事無く、無料で、印刷製本する事が出来る事としますが、それ以外の場合は、禁止する事とします.
  なお、WEB閲覧用の「哲学読本大全(全百巻)」及びオンデマンド製本版の「哲学読本大全(全百巻)」の中の著作権保護期間のある哲学的名文(翻訳図書の哲学的名文)の複製を行う場合においては、著作権法第30条の規定に基づき「私的使用に基づき複製」を行う場合、及び同法第35条の規定に基づき「学校その他の教育機関における複製等」を行う場合は、著作権法上の手続きを取る事無く、無料で、複製する事が出来る事としますが、それ以外の場合は、著作権法上の手続き(翻訳図書の複製権等を有する者に対する複製権利用許諾に関する利用料を支払う為の、公益社団法人日本複製権センターの規定に基づく手続き等)を取った上で、複製を行う事とします。
  これらの利用条件については、「哲学読本大全(全百巻)」の中に、明記する事とします。
  以上の様な方法で、「公衆送信権等」の利用許諾に係る利用条件について、処理したいと考えていますが、如何でしょうか。

7 著作権法第21条の「複製権」の利用許諾に関する利用条件について
  著作権法第21条の「複製権」の利用許諾に基づいて、「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」のCDを複製して、協力を頂いた各大学の哲学科等の先生方(約200名の先生方)に無償配布する事に成りますが、各大学の哲学科等の先生方が、当該CDの複製を行う事は、一切禁止する事とします。
  なお、「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」の中の著作権保護期間のある哲学的名文(翻訳図書の哲学的名文)の複製を行う場合においては、著作権法第30条の規定に基づき「私的使用に基づき複製」を行う場合、及び同法第35条の規定に基づき「学校その他の教育機関における複製等」を行う場合は、著作権法上の手続きを取る事無く、無料で、複製する事が出来る事としますが、それ以外の目的で利用する場合は、著作権法上の手続き(翻訳図書の複製権等を有する者に対する複製権利用許諾に関する利用料を支払う為の、公益社団法人日本複製権センターの規定に基づく手続き等)を取った上で、複製を行う事とします。
  これらの利用条件については、それぞれの「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」の中に、明記する事とします。
  以上の様な方法で、「複製権」の利用許諾に関する利用条件について、処理したいと考えていますが、如何でしょうか。

8 「哲学読本大全利活用NPO」への移管後の著作権法第23条の「公衆送信権等」及び同第21条の「複製権」の利用許諾の引継ぎについて
  「哲学読本大全(全百巻)」及び「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」完成後、「哲学読本大全(全百巻)」及び「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」の管理権限を、「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」から「哲学読本大全利活用NPO法人」に移管した後、「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」は、解散する事に成りますが、「哲学読本大全(全百巻)」及び「哲学読本大全(全百巻)作成原資料」に関する著作権法第23条の「公衆送信権等」及び同法第21の「複製権」の利用許諾に関する取り決めは、そのまま「哲学読本大全利活用NPO法人」に引き継がれる事とします(利用許諾はそのまま引き継がれ、新たな利用料を支払う事も無く、これまでの利用条件で、利用する事が出来る事とします)。
  なお、「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」から「哲学読本大全利活用NPO法人」に管理権限を引き継いだ時は、「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」と「哲学読本大全利活用NPO法人」の連名で、「哲学読本大全(全百巻)及び哲学読本大全(全百巻)作成原資料引継ぎ報告書(哲学書名、哲学者名、翻訳者名、出版物名、印刷年月日、発行年月日、利用ページ、利用料、利用条件等)」を作成し、貴社に報告する事とします。
  当該「哲学読本大全利活用NPO法人」が、無断複製の監視や著作権法上の手続き(翻訳図書の複製権等を有する者に対する複製権利用許諾に関する利用料を支払う為の、公益社団法人日本複製権センターの規定に基づく手続き等)等の案内と行って行く事に成ります。
  以上の様な方法で、「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」から「哲学読本大全利活用NPO法人」への「公衆送信権等」及び「複製権」の利用許諾の引継ぎについて、処理したいと考えていますが、如何でしょうか。
  
9 著作権法30条3の「検討過程における利用」及び同法23条の「公衆送信権等」並びに同法21条の「複製権」の利用に関する協定書について
  「哲学読本大全(全百巻)」作成に伴う翻訳図書の著作権法30条3「検討過程における利用」及び同法23条の「公衆送信権等」並びに同法21条の「複製権」の利用許諾については、日本学術振興会の「科学研究助成事業(科学研究費補助金)基礎研究(S)」交付決定通知及び「哲学読本大全(全百巻)作成委員会」設置後、改めて正式に協議する事としていますが、その際に、著作権法30条3「検討過程における利用」及び同法23条の「公衆送信権等」並びに同法21条の「複製権」利用許諾に関する協定書を締結したいと思っていますが、同協定書について、別案を考えていますが、如何でしょうか。